6/13、KADOKAWA時代小説文庫より、小路幸也さんの『素晴らしき国 Great Place』が発売されました。
美濃の国と尾張の国の境目に、不老不死の女性が造った国があった。
その国からは、織田信長に嫁いだ女、明智光秀、豊臣秀吉らが、争いがなく穏やかで豊かな国を造るために、時代の表舞台へと出て行った。
概要
かつて美濃の国と尾張の国の境目、二地見川のほとりにあった、不老不死の女性が造った〈いよの国〉。
その地では、戦国の世に争いがなく穏やかで豊かな〈素晴らしき国〉を造るための礎となる人材が育てられていた。
そこで育った優秀な者は、国を治める強い力を持った者の元に送り込まれ、その手助けをする。
たとえばその中には、織田信長に嫁いだ女、明智光秀、豊臣秀吉がいた……。
未体験の本格時代ロマン!
ひとこと
小路幸也さんには珍しい時代小説です。
「東京バンドワゴンシリーズ」のエピソードゼロとして、『隠れの子 東京バンドワゴン零』が、江戸時代を描いた作品でしたが、ひょっとしたらそれ以外でははじめてでしょうか?
少なくとも、私はまだお目にかかったことがありません。
明智光秀や豊臣秀吉は、争いをなくすために送り込まれた人物だった?
2人とも出自がいまいちはっきりしていませんし、いいところに目をつけたなぁと。
気になるのは、どういうタッチで書かれた作品なのか。
他のブロガーさんたちの感想を見てから、読むか決めようかな。
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