2/5、文春文庫から、伊坂幸太郎さんの『死神の精度』の新装版が発売されました。
「調査部」に所属する死神は、調査対象の人間を1週間観察し、対象者の生き死にを見極める。
「可」とした場合、対象者は8日目に死に、「見送り」とされた場合、対象者は天寿を全うすることができるが、その判断は死神に任されている。
概要
好きなものは音楽、嫌いなものは渋滞。彼が仕事をすると必ず雨が降る――。クールで真面目な死神・千葉は、人間の世界に溶け込み、七日間の調査で対象者の「死」に可否の判断を下す。自分の運命を知らない人々と旅行をしたり、窮地に陥ったり。死神と人の奇妙なかけあいが癖になる傑作短編集。著者の特別インタビューも収録!
ひとこと
2005年に文藝春秋から刊行され、2008年に文庫化された作品の新装版です。
2004年に「第57回日本推理作家協会賞短編部門」を受賞。2006年には「第134回直木三十五賞候補」となり、「2006年本屋大賞第3位」にもなっています。
また、ラジオドラマ化、映画化、舞台化もされています。
2013年には続編となる『死神の浮力』が発表されています。
まだ読んでいない作品なので、手に取ってみたいと思います♪
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