【新刊】[文庫]赤川次郎『紙細工の花嫁』

赤川次郎 花嫁シリーズ ├ 赤川次郎

12/6、実業之日本社文庫より、赤川次郎さんの『紙細工の花嫁』が発行されました。

たびたび物騒な事件に巻き込まれる、大学生・塚川亜由美のもとに、「女の怨みの深さを忘れるな。死がお前を訪れるだろう」と書かれた便箋と共に、紙細工の花嫁人形が入れられた封書が届く。
その手紙は宛先違いで、本来の宛先だった梶原真一の結婚披露宴に亜由美と友人の聡子、部長刑事の殿永が入り込むが、新郎の席が爆破されてしまう。

概要

誤って届いた脅迫状。その中には花嫁の人形が……
女子大生亜由美のところに殺人予告の脅迫状が誤配され、中には花嫁をかたどった紙細工の人形が入っていた。本当の宛先を訪れると、本人は翌日が結婚式というのだから大変だ。無理矢理式に出席することにした亜由美たちの前で、ケーキカットが始まろうとしていたが、ケーキにはあの紙細工の花嫁が載っていて——。表題作ほか「めざめた花嫁」を収録。

ひとこと

最新刊の『花嫁ヶ丘の決闘』まで、37巻が発行されている「花嫁シリーズ」の第6弾になるかと思います。
この作品がジョイ・ノベルスから初めて発行されたのは1989年。
小学生の頃だったか、中学生の頃だったか、古本屋で購入して読んだのを覚えています(今も本棚にありますよ)。
時が経過しても色褪せない、赤川次郎さんらしい作品だと思います。

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