11/13、幻冬舎より、新川帆立さんの『ひまわり』が、刊行されました。
交通事故で頸椎を損傷したひまりは、一念発起、弁護士を目指して司法試験合格を目指すが、鉛筆も握れなければ六法全書も開けない。
ひまりの前に立ち塞がる重い扉は開くのか?
概要
ある日事故に遭い、頚髄を損傷してしまったひまり。
リハビリを続けるも復職の夢は潰え、一念発起して弁護士を目指す。鉛筆も握れず、六法全書も開けない。
言葉のみを味方に、果たして司法試験を突破できるのか?
「言葉は私の最後の砦。
言葉がある限り、私たちはつながれる」おしゃべりと食べることが大好きな33歳のひまりはある夏の日、出張帰りに交通事故に遭い、頸髄を損傷してしまう。意識は明瞭。だけど、身体だけが動かない。過酷なリハビリを続けるも突きつけられたのは厳しい現実だった。「復職は約束できない。できればこのまま退職してほしい」。途方に暮れ、役所で就労支援の相談をすると、すすめられたのは生活保護の申請。
私は人の役に立てるのに、どうしてその力を発揮させてもらえないのーー?
ひまりは自立を目指し司法試験受験を決意する。思い通りにならない身体でロースクールに通い始めるが、次々と壁が立ちはだかり……。落涙必至の、人生応援小説。
ひとこと
弁護士でもある新川帆立さんらしいテーマですね。
ただ、読んでいてつらくなりそうなあらすじ。
こういった話は本当につらくなって読んでいられなくなってしまうんですよね。
最後には道が開けて、涙腺崩壊ものなのでしょうが、そこまで自分の心が持つか…
覚悟を決めての読書になりそうです。
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