一色さゆりさんの『飛び石を渡れば』を読みました。
あらすじ
中川星那は、従姉の加夜子からの依頼で、3年前に亡くなった祖母・修子の自宅の片付けを手伝うことになった。
修子はお茶の先生をしており、茶室には数多くの茶道具が残されたままになっていた。
星那は、東京で暮らす母から、中川家の女性が代々受け継いできた金継ぎの茶碗があるはずだから、見つけたら教えてほしいと依頼される。
感想
茶道の世界を描いた作品だからか、心が落ち着き、透きとおっていくような感覚に。
でも、作者は誰だったっけ?と、表紙を見直す場面も…
私の中で一色さゆりさんといえば、美術品や芸術品に関する謎を解いていく作品っていうイメージなんですよね。
まだ読書歴が浅いのですが、こういった作品も書かれる方なのでしょうか?
個人的には、一色さゆりさんの作品の幅が拡がったような気がして、良かったなと思いました。
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