濱嘉之さんの『院内刑事 ザ・パンデミック』を読みました。
あらすじ
中国武漢で新型コロナウイルスによる感染症が発生した。
このウイルスに感染した患者が乗船した大型クルーズ船が横浜港に入港したことにより、廣瀬知剛がリスクマネジメント担当顧問を務める川崎殿町病院も、患者受け入れの準備を行うことになる。
廣瀬が目指したのは、絶対に医療崩壊を起こさないこと。
廣瀬らと新型コロナウイルスの戦いが始まる。
感想
「院内刑事シリーズ」の第4弾です。
ついに、待ちに待った濱嘉之さんvs.新型コロナウイルスの戦いです(待ちに待ったって、私が後追いで読んでいるだけなんですけど…)。
濱嘉之さんなら、WHOや政府などの新型コロナウイルス対策をどう斬るのかな?というのを楽しみにしていたのですが、歯に衣着せない物言いでズバッと一刀両断にされていました。
この作品が書かれたのは、第2波がはじまったころのようですが、さらに続く第3波、第4波…まで見越した発言もあり、さすがに鋭いところをついてこられるなぁと、思わず感心してしまいました。
しかし、第3波、第4波…と続くと、川崎殿町病院の体勢も改めなければならなさそう。
廣瀬がどうかじ取りをしていくのか楽しみです。
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