ジェフリー・アーチャーの『運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班』を読みました。
あらすじ
ロンドン警視庁のウィリアム・ウォーウィックは、捜査警部昇任後、妻のベスと共に豪華客船でつかの間の休暇を楽しむが、船内で大富豪が後継者争いの最中に急死してしまう。
一方、ウィリアムの同僚らは5件の未解決事件の再捜査を開始。
宿敵・マイルズ・フォークナーの生存を知ったウィリアムは、休暇を切り上げて捜査に合流する。
「ウィリアム・ウォーウィック・シリーズ」の第4作です。
70歳を迎えてからの新しいシリーズへの挑戦。頭が下がります。
今回ウィリアム・ウォーウィックは、未解決事件特別捜査班の班長として捜査にあたりますが、メインは宿敵・マイルズ・フォークナーとの対決。
残りの案件も絡んできて、一気に大団円へ…という流れを期待していたのですが、そこまではちょっと難しかった様子。
でも、数十年前のジェフリー・アーチャーなら、やってしまったんじゃないかな?と、最近のキレの悪さが気になってしまったり…
ウィリアム対マイルズというライバル関係を保ちつつ、あと数作このシリーズが続くんだろうなと、ちょっとマンネリを憂慮してしまったりもするのですが、新作が出ると買わないと気がすまない人だったりします。
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