山川健一さんの『快楽のアルファロメオ』を読みました。
作家の山川健一さんによる、アルファ ロメオをテーマにしたエッセイとなっています。
ハンドブレーキが戻らなくなったり、倒したシートが起きなくなったり、ドアミラーがとれてしまったり…
あり得ないところが(ありえるところも)壊れてしまうアルファ ロメオのエピソードに、思わずニヤリとしてしまいました。
私も『147』の元オーナーですが、そういうことが起きると、なぜかますます愛着が湧いてしまうのが、アルファ ロメオの憎めないところなんですよね。
トラブルがあっても、引き算ではなく足し算になってしまうという、面白い車なんです。
アルフィスタ(アルファ ロメオのファン)の方は、そういったところに同調してくださるでしょうし、それ以外の方も、アルファ ロメオって、変わった魅力を持った車なんだということを感じてくださることができるかと思います。
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