警視庁いきもの係シリーズ

├ 大倉崇裕

【読書】大倉崇裕『ゾウに魅かれた容疑者』

休暇を取っていた警視庁総務部総務課の田丸弘子が連絡を絶った!上司の須藤友三警部補と、捜査一課で須藤のライバルだった石松、日塔両警部補は弘子の自宅を訪れるが、プロの手によって何の痕跡もないように掃除されたあとだった。須藤と部下・薄圭子は、残されたわずかな手がかりから、弘子がラオスに連れ去られたと推理する。
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大倉崇裕『アロワナを愛した容疑者』

内閣管理室室長・馬力階二郎の三男・光吉がマンションの1室で殺害された。室内でアロワナが飼われていたことから、警視庁総務部動植物管理係の須藤と薄に声がかかるが、2人を待っていたのは10年前にシンガポールで略奪された〈クレセント〉と呼ばれる個体であることがわかる。事件の裏に、フィッシュ・マフィアの影が見え隠れして…
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【読書】大倉崇裕『クジャクを愛した容疑者』

金持ちの令息令嬢が通うことで有名な学同院の学生・栄野川明夫が殺害された。河川敷に遺棄された栄野川の死体の傷口にはクジャクの糞が付着しており、手にはクジャクの羽が握られていた。容疑者としてあげられたのは、学同院のクジャク愛好会の会長・高木悠介。
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【読書】大倉崇裕『蜂に魅かれた容疑者』

路線バスの車内にスズメバチが迷い込む事件が発生。剣道3段の老人が丸めた新聞紙で一撃して事なきを得たが、後日、ハイキング中の男性が蜂に刺されて入院する事件が発生した。道が二股に分かれるところで、左に行けという指導標が出ていたというのだが、あとで調べてみると、指導標などなかったと言われてしまう。さらに、高速道路を走行中の車に、スズメバチが入った箱が投げ込まれる事件が発生し…
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【読書】大倉崇裕『小鳥を愛した容疑者』

警視庁総務部総務課動植物管理係に所属する須藤友三警部補と、薄圭子巡査は、容疑者が飼っている小鳥の世話をするため、殺人の容疑がかけられている八木良和の部屋を訪れる。八木の部屋には大型の鳥かごが5つあり、約100羽の十姉妹が飼われていた。そのうちの1羽が手乗りとして育てられたらしく、さらに部屋全体に防音処理が施されていたことから、薄はある仮説に辿り着く。
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【読書】大倉崇裕『ペンギンを愛した容疑者』

都内の住宅地にたたずむ屋敷で、主人の藤原慶二郎が死亡しているのが発見された。慶二郎が死んでいたのは、ペンギンの飼育室の中。4羽のケープペンギンが飼育されていたが、慶二郎はその世話中に足を滑らせ、頭を強打したものと考えられた。