読書

├ 内田康夫

【読書】内田康夫『華の下にて』

内田康夫さんの『華の下にて』を読みました。感想今回の舞台は京都。華道の家元にまつわる話になっています。華やかな華道の世界と犯罪という闇、そんな対極にある世界を書こうとされたのでしょうか。京都の社会や華道といった私にはあまり縁のない世界の話で...
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『幽霊恋文』

赤川次郎さんの『幽霊恋文』を読みました。感想「幽霊シリーズ」の22作目にあたるそうです。デビュー作の『幽霊列車』も好きですが、このシリーズは多くの作品が好みですね。主人公の宇野警部は40歳という設定。このシリーズを読み始めた頃は中年という設...
├ 東川篤哉

【読書】[オススメ]東川篤哉『交換殺人には向かない夜』

交換殺人。それは、お互いにアリバイがある時間帯にお互いが殺したいと思っている人間を殺害する、完全犯罪のはずだった。東川篤哉さんの『交換殺人には向かない夜』を読みました。感想この作品は『密室に向かって撃て』とならんで「烏賊川市シリーズ」の中で...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『博多殺人事件』

内田康夫さんの『博多殺人事件』を読みました。感想博多の商業をバックボーンにした作品です。遺跡の発掘現場で白骨化した遺体が見つかったというのがプロローグなのですが、この件についてはあまり触れられず、“デパート戦争”を軸に話が進んでいきます。結...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『天城峠殺人事件』

内田康夫さんの『天城峠殺人事件』を読みました。感想この作品を読むのは3回目ぐらいになるかな?『平家伝説殺人事件』とならんで内田作品の中で最も好きな作品なんです。ぜひ1度訪れてみたいと思っている天城峠が舞台の1つになっていますし、テンポも良く...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『津和野殺人事件』

内田康夫さんの『津和野殺人事件』を読みました。山陰の小京都津和野が舞台になっているこの作品ですが、名所として出てくるのは太皷谷稲成神社が中心。せっかくなのでもっといろんな名所を舞台にして欲しかったなぁと思いました。ストーリーの方は私好みの少...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『朝日殺人事件』

内田康夫さんの『朝日殺人事件』を読みました。感想浅見光彦の母雪江夫人が聞いた「アサヒをよろしく」という言葉を頼りに事件の謎に挑むこの作品ですが、焦点がぼやけてしまっている印象を受けました。最後に謎解きがあるのですが、私としては徐々に事件の核...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『沃野の伝説』

内田康夫さんの『沃野の伝説』を読みました。感想殺人事件を追う話なのか、ヤミ米を追う話なのか正直良くわからない前半。全体の7割を過ぎたあたりからようやく話が面白くなってくるのですが、現代の頭からするとこのヤミ米の問題というのはちょっとわかりに...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『鳥取雛送り殺人事件』

内田康夫さんの『鳥取雛送り殺人事件』を読みました。感想雛人形の"顔"にまつわるちょっとオカルトじみた話で、物語としては面白いのですが、肝心の動機や方法といったところが詰め切れていないのかなぁと感じてしまいました。私が読み落としただけなのかも...
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズの登山列車』

赤川次郎さんの『三毛猫ホームズの登山列車』を読みました。『三毛猫ホームズの騎士道』から続いたヨーロッパ行脚の最終話となっています。実は、ヨーロッパが舞台になっているのはこの『三毛猫ホームズの登山列車』と『三毛猫ホームズの騎士道』の2作だけだ...
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『虹に向って走れ』

赤川次郎さんの『虹に向って走れ』を読みました。感想以前「私の好きな本」としても紹介させていただいたように大好きな本で、もう何度目になるでしょうか。内容もほとんど記憶しているのですが何度読んでも読み飽きません。その1番の理由は登場人物の躍動感...
(その他の作家)

【読書】赤川次郎『女主人公』

赤川次郎さんの『女主人公<ヒロイン>』を読みました。感想赤川次郎さんお得意のドラマ撮影ものなのですが、主人公はドラマの<ヒロイン>ではなくシナリオライター。このシナリオライターが東奔西走するのですが、シナリオの書き換えにというわけではなく、...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『横浜殺人事件』

内田康夫さんの『横浜殺人事件』を読みました。感想浅見光彦が、童謡『赤い靴』をヒントに謎を解くことになるのですが、横浜らしく異国情緒溢れる仕上がりになっています。ただ、何なのでしょうねぇ?舞台が横浜となると急に旅情ミステリとしての面白みが減っ...
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『風と共に散りぬ』

赤川次郎さんの『風と共に散りぬ』を読みました。感想タイトルを見れば一目でわかるように、マーガレット・ミッチェルの名作『風と共に去りぬ』をオマージュした作品です。男性に翻弄される女性たちが描かれた作品というと、赤川次郎さんのいつもの作品といっ...
▼著者 カ行

[児童書]柏原佳世子『おうさまがかえってくる100びょうまえ!』

王さまがお出かけの最中、城に残った家来たちは遊びたい放題。しかし、王さまが予定より早く帰ってきた!おうさまがかえってくる100秒前だ!!感想普段とは少し趣を変えて、今日は児童書の紹介です。以前にも佐藤さとるさんの『だれも知らない小さな国』を...
├ 綾辻行人

【読書】綾辻行人『暗黒館の殺人』

実質的な1つ目の記事がいきなり生臭い話で何なのですが…綾辻行人さんの『十角館の殺人』から順に「館シリーズ」を読んできたのですが、先日、『暗黒館の殺人』まで辿り着くことができました。図書館の整理期間にあたるということで、6週間借りられるという...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『坊っちゃん殺人事件』

内田康夫さんの『坊っちゃん殺人事件』を読みました。感想言うまでもありませんが、タイトルの『坊っちゃん殺人事件』は夏目漱石の『坊っちゃん』から取られています。こういった形をとるというのは内田康夫さんとしては珍しいですね。舞台は四国・松山。登場...
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『夜警』

赤川次郎さんの『夜警』を読みました。感想現実にはあり得ないような不思議な話なのですが、これをすっと受け入れられるのが赤川次郎の凄いところでしょうか。大規模商業ビルの夜警をしている男性が主人公なのですが、建物の巡回中に少女の幽霊が現れます。こ...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『若狭殺人事件』

内田康夫さんの『若狭殺人事件』を読みました。福井県の若狭地方が舞台の1つとして出てくるのですが、福井は私が学生時代に6年間を過ごした第2のふるさと。私の内田康夫さん第1次ブームである中高生の頃には、福井が第2のふるさとになるとは思ってもみま...
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『キネマの天使 レンズの奥の殺人者』

赤川次郎さんの『キネマの天使 レンズの奥の殺人者』を読みました。感想なんでも、新シリーズなんだとか。主人公はスクリプターの東風亜矢子。スクリプターとは、映画やドラマのエンドロールで「記録」として記載される職業で、バラバラの順序で撮ったシーン...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『伊香保殺人事件』

内田康夫さんの『伊香保殺人事件』を読みました。感想浅見家のお手伝い須美子が事件に巻き込まれ、光彦に助けを求める電話を…今回は須美ちゃんが大活躍かと思いきや、東京に帰った後はさっぱり。んー、勝手に期待していただけですが、肩すかしを食らわされた...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『上海迷宮』

内田康夫さんの『上海迷宮』を読みました。感想舞台は前回読んだ『ユタが愛した探偵』同様海の向こう。今回はどうやって行くのかなぁ?と思ったら、大阪からフェリーが出ているそうです。関西に住んでいる私ですが、まったく知りませんでした。フェリーがある...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『終幕のない殺人』

内田康夫さんの『終幕のない殺人』を読みました。感想内田康夫さんには珍しい"ある閉ざされた山荘で"のパターンだと聞いて読んだのですが、目次の次のページを開いて後悔。登場人物の説明がずらりと並んでいます… 私は頭が悪いので覚えきれないんですよね...
├ 赤川次郎

【読書】[オススメ]赤川次郎『虹に向かって走れ』

ひょんなことから映画に出演することになった永谷聡子。しかし、聡子には友人のかたきを討つという秘めたる想いがあって…あらすじ永谷聡子が住む町に、映画のロケ班がやってきた。実は、1年前にもロケハンがやってきていて、その際にお目当てのスターの部屋...