読了

└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『虚ろな十字架』

中原道正、小夜子夫妻は、強盗に一人娘の命を奪われた。犯人に死刑判決が出たあと2人は離婚したが、数年後、今度は小夜子が強盗に襲われて命を奪われてしまう。小夜子は離婚後、フリーライターとなり、死刑廃止反対を訴えていた。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『三次元の殺人』

香月千晶は俳優の香月秀治を祖父に持ち、女優の久井加津子を母に持つ高校生。秀治が回想録を書くと言いだした途端、過去に秀治と噂があった女優・曽根亜也子が自宅のバルコニーから転落して死亡した。さらに、義父の久井竜郎も、睡眠薬の飲み過ぎで死亡する。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『ゲームの名は誘拐』

広告クリエーターの佐久間駿介は、日星自動車のキャンペーンを担当していたが、日星自動車副社長の葛城勝俊から、リーダーを代えるように迫られた。直接葛城の口からリーダー交代の理由を聞こうとした佐久間は、葛城の自宅を訪ねるが、その葛城の自宅の塀を乗り越えて出てきた若い女性を見つけた。しばらく女性のあとを着けてから声をかけると、女性は葛城の娘の樹理だと名乗った。
└ 中山七里

【読書】中山七里『切り裂きジャックの告白』

警視庁の刑事・犬養隼人には、別れた妻との間に一人娘の沙耶香がいたが、沙耶香は重い腎臓の病気で、人工透析を受けながら臓器移植を待っていた。一方、深川警察署と目と鼻の先にある木場公園で、若い女性が絞殺された。女性の腹部は切り開かれ、主立った臓器は持ち去られ、ジャックを名乗る人物から報道機関に犯行声明が送られた。さらに、第2、第3の事件が発生する。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『吸血鬼はレジスタンス闘士』

フランスの元外相、ルイ・ボナールが皇居の周りをジョギング中、お堀に転落した。近くにいたフォン・クロロックがお堀に飛び込んでボナールを救出するが、ボナールは誰かに背中を押されたようだと話す。ボナールは第2次世界大戦中、レジスタンスの闘士として活動していた経歴を持っていた。
├ 今村昌弘

【読書】今村昌弘『魔眼の匣の殺人』

葉村譲と剣崎比留子は、夏に巻き込まれた事件の影の首謀者・班目機関の情報を追って、W県を訪れた。真雁(まがん)地区に建つ「魔眼の匣」に辿り着いた2人だったが、そこにいた予言者のサキミは、「あと2日のうちに、男女が2人ずつ、4人死ぬ」と予言する。真雁地区に繋がる唯一の木橋は焼失し、魔眼の匣に足止めされた葉村と比留子らだったが、サキミの予言どおりなのか、オカルト雑誌の記者・臼井が死亡してしまう。
▼著者 ヤ行

【読書】山岡荘八『織田信長』

なぜに、今頃織田信長なのか?って感じですが、ふと考えてみると、織田信長の伝記は小学生向けに書かれたものしか読んだことがないなと思って、今回手に取ってみました。(って、説明になっていないような気がしますが…)要所要所に出てくる信長の正妻・お濃の方の頭脳明晰っぷりが印象に残りました。
├ 宮部みゆき

【読書】宮部みゆき『火車』

犯人逮捕の際に改造拳銃で膝を撃ち抜かれ、休職中の本間俊介のもとを、遠い親戚の栗坂和也が訪ねてきた。銀行員の和也は、関根彰子という女性と婚約していた。しかし、彰子のクレジットカードを作ろうとした際に、彰子の名前がブラックリストに載っていることが発覚する。その事実を突きつけられた彰子は、和也の前から姿を消した。彰子を探して欲しいという和也からの依頼を受け、本間は動き出すが、その裏に大きな事件の影を感じ取る。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『ミス・吸血鬼に幸いあれ』

フォン・クロロックは「ミス・ネックレス」の審査員を務めることになるが、「ミス・ネックレス」ではインパクトが弱いということで、「ミス・吸血鬼」に改められた。しかし、この「ミス・吸血鬼」コンテストに、吸血鬼に取り憑かれた人物が紛れ込む。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

悪事を働いた3人組は、逃走用の車が故障し、近くの廃屋に身を隠した。そこはかつて雑貨屋だったようだが、3人が身を隠してから間もなく、表のシャッターの郵便口から1通の手紙が差し込まれた。封を開けると、月のウサギを名乗る人物からの相談だった。かつての店主・浪矢雄治は、悩み相談に応じており、月のウサギも浪矢への相談が目的らしい。3人は、浪矢に代わって月のウサギへの返事を書くが、その直後、1つめの奇蹟が起きる。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『やさしい季節』

アイドルの安土ゆかりと女優の原田邦子は同級生。同じ高校の2年先輩の石巻浩志は写真部の部長として2人をファインダー越しに覗いたとき、雷に打たれた。以来、東京に出てきてからも浩志はお兄さん的な存在として、2人を支え続けている。浩志の妹・克子を含め、若い男女が1つ大人になるまでのストーリー。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『私の彼氏は吸血鬼』

岡野栄江は1つ上の高校3年生・沢井清士とデートの約束をしていたが、清士の叔父が亡くなり、キャンセルになってしまう。しかし、清士は名門私立高校に通う北川充子と水族館でデートをしていた。その栄江がクロロックの会社に社会科見学でやって来たが、トイレの鏡に特殊な文字で「我は復讐のためによみがえれり」と書き残していた。さらに、栄江の先輩・上野かおりが、深夜の公園で喉を噛まれてしまう。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『次女と野獣 三姉妹探偵団13』

佐々本三姉妹の次女・夕里子のことを「愛している」と言う男が現れた。男は姿を見せないが、夕里子の手袋を片方盗んでいったり、歯ブラシを盗んだり…一方、夕里子の恋人・国友刑事は情報提供者を売ったとして、追われることに。さらに、長女・綾子と三女・珠美が誘拐され、夕里子は男とデートすることになる。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『秘密のひととき』

フリーライターの河田美智は、ふしぎな透視能力を持っているという老人を訪ねて、路地裏の自宅を訪ねる。老人は美智を相手にしてくれなかったが、その晩、美智が〈Q〉という店でデートの約束をしていることを言い当てる。後日、近所の子供が行方不明になったことを老人に相談し、無事子供が発見された。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『吸血鬼と生きている肖像画』

〈S貿易〉の社長・野上新吉が自殺した。評判の画家・桐山竜に書いてもらった肖像画が届いた直後のことだった。吸血鬼のフォン・クロロックは、肖像画から絵の具以外の臭いを嗅ぎ取る。さらに、野上の他にも桐山に肖像画を描いてもらった人物が自殺を遂げており、刑事の須川が捜査に乗り出す。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズのクリスマス』

片山は友人の久保に頼まれ、久保が旅行する間、全寮制の女子校の警備員をすることに。久保の旅行とは、新婚旅行のことだったが、久保は結婚式を欠席していた。クリスマスイブの夜、学園の一室で久保の死体が発見される。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『夜ごとの才女 怪異名所巡り11』

ベテラン俳優の武井は、17歳の河田エミリと映画で共演した。武井がとちってもエミリは武井をかばってくれるのだが、毎晩、エミリを殺す夢を見てしまう。一方のエミリも、毎晩男性を刺し殺す夢を見ると、〈幽霊と話せるバスガイド〉町田藍に相談を持ちかける。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『幽霊はテニスがお好き』

大学のテニス同好会に所属する吾妻さと子は、夏合宿のために宿の下見で矢車荘を訪れた。霊感の強いさと子は、そこで白いテニスウェアに身を包んだ幽霊と遭遇。幽霊は同じ大学のテニス同好会の先輩で、合宿中に何者かに殺害されたという。さと子は、幽霊から自分を殺した犯人を見付けてほしいと頼まれるが…
├ 宮部みゆき

【読書】宮部みゆき『理由』

ヴァンダール千住北ニューシティのウエストタワー20階、2025室で男女3名が殺害され、1名が地上へ墜落する事件が発生したが、死亡した4人は、この部屋に住んでいないはずの人間だった。誰が何のために殺人を犯したのか?奇妙で複雑に見える事件を、関係者の視点から解き明かす。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『眠りを殺した少女』

小西智子は同じ学園の大学教授・片倉道雄を殺害した。部屋に誘い込まれ、襲われた弾みの出来事だった。姉の聡子は、友人の小野由布子と一緒に片倉を殺害した犯人捜しをはじめる。しかし、片倉の影で助教授止まりになっている山神に疑いの目を向けたとき、山神の妻が自殺してしまう。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『吸血鬼はお見合日和』

神代エリカは、父フォン・クロロックの取引先の社長の息子・国井智春とお見合をすることに。しかし、国井には北川あずさという恋人がいた。しかも、パソコン通信でしかやりとりをしたことのない〈みすず〉からは、「私を裏切ったことを、後悔させてやる」と言われ…
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『黒鍵は恋してる』

高校1年生の米田あかねが住むマンションの上階に、根津真音が引っ越してきた。同級生の真音はピアニストを目指しているが、人と少しズレたところがあるので、あだ名は「黒鍵」、半音ズレているという意味だ。あかねが住むマンションの向かいにもマンションが建っているが、同じ8階の部屋で女性が殺され、あかねは長髪の男性を目撃してしまう。しかも、その部屋の持ち主は、ロック歌手の風丈一朗だった。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『希望の糸』

喫茶店を経営する花塚弥生が殺害された。弥生は離婚を経験していたが、事件の1週間ほど前、久々に元夫の綿貫哲彦と連絡を取っていた。また、最近店の常連になった汐見行伸は、新潟中越地震で娘の絵麻と息子の尚人を亡くしていた。その後、萌奈という女の子をもうけていたが、萌奈が中学に上がる前に、妻の怜子を白血病で亡くしていた。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズのびっくり箱』

箱が人を殺した?警視庁捜査一課の片山義太郎刑事は、課長の栗原に言われて「未解決事件、20周年記念パーティ」に出席した。そこで箱が夫を殺した謎を解いて欲しいと、桐永治子に依頼される。