読了

├ パトリシア・コーンウェル

【読書】パトリシア・コーンウェル『烙印』

川沿いのサイクリングロードで、女性が死亡しているのが見つかった。女性はまるで雷に打たれたかのような死に方だったが、検屍官のケイは、現場で死体を確認し、雷によるものではないと判断する。一方で、ケイが部下を罵倒し、平手打ちしていたという911番...
├ 拓未司

【読書】拓未司『恋の病は食前に』

横手やきそば(秋田県横手市周辺)、姫路おでん(兵庫県姫路市周辺)、シロコロ・ホルモン(神奈川県厚木市周辺)、肉巻きおにぎり(宮崎県・熊本県)、イタリアンスパゲッティ(愛知県名古屋市周辺)。一目惚れしやすいグルメ評論家が、全国各地のB級グルメ...
└ 近藤史恵

【読書】近藤史恵『ヴァン・ショーをあなたに』

ちょっと変わっている三舟シェフ、三舟を慕う志村、ソムリエの金子、そして"僕"ことギャルソンの高築の4人で営業するレストラン〈ビストロ・パ・マル〉を舞台にしたシリーズ第2弾。その三舟シェフがフランスのストラスブールを再訪した際に、1番美味しい...
├ 下村敦史

【読書】下村敦史『悲願花』

華やかな遊園地のパレード、レストランでの食事、その夜、両親は家に火を放って一家無理心中を図ったが、1人睡眠薬を飲まなかった幸子だけが助かった。そして17年後、墓参りをした幸子が見たのは近くの墓石の前で気を失った女性だった。女性は子供たちを乗...
├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『婚活中毒』

婚活…出会いがないから、親に言われて、周りがどんどん結婚していくから…理由は人それぞれですが、"婚活"と言われると、なんとなくではなく、積極性を感じます。親が結婚相手を見つけてきてくれていたお見合い結婚が大半を占めていた時代から、自分で結婚...
├ 望月麻衣

【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ9 恋と花と想いの裏側』

骨董品店〈蔵〉のオーナーに言い渡され、他業種での修行に精を出すオーナーの孫・家頭清貴。恋人で〈蔵〉のアルバイトの真城葵との時間を思うように作れず、ストレスが溜まっている様子。贋作師から鑑定士・柳原の弟子になった円生の様子も気になるところ。「...
└ 岡崎琢磨

【読書】岡崎琢磨『季節はうつる、メリーゴーランドのように』

「珈琲店タレーランの事件簿シリーズ」の岡崎琢磨さんによる、"片想いミステリ"高校からの腐れ縁で友人関係が続いている夏樹と冬子の間だけに通じる言葉、「キセツ」「"奇"妙なことを"説"明する」から「キセツ」なのだが、社会人になった今、ふたたび「...
├ 東川篤哉

【読書】東川篤哉『新 謎解きはディナーのあとで2』

「お嬢様の目は節穴でございますか?」宝生家の令嬢で刑事の麗子に対する執事の暴言の数々…本屋大賞受賞から11年。東川篤哉の名を全国にとどろかせた『謎解きはディナーのあとで』がパワーアップした新シリーズになり、いよいよ2作目が登場!東川篤哉さん...
├ 一色さゆり

【読書】一色さゆり『コンサバター 失われた安土桃山の秘宝』

今回修復士のスギモトと助手の糸川晴香が手がけるのは、焼失したはずの安土城の襖絵を、屏風に仕立て直した『四季花鳥図』。所有者であるイギリスの蒐集家が、欠損した「春」の部分を3人の修復士に修復させ、コンペティションを行うという。「コンサバターシ...
├ 今村昌弘

【読書】今村昌弘『明智恭介の奔走』

神紅大学ミステリ愛好会の設立者にて会長の明智恭介が、新入生の葉村譲を助手に従えて、探偵として解決した日常の謎を5編集録。ミステリ小説をこよなく愛するミステリ愛好会の会長は、探偵としても優秀だった!?今村昌弘さんの『明智恭介の奔走』を読みまし...
▼著者 カ行

【読書】呉勝浩『爆弾』

酒屋の店員を殴った傷害の罪で事情聴取をしていた男は、連続爆弾魔だった!?男が"霊感"に従って出すヒントのとおりに爆弾が爆発していく。警察は威信をかけて次の爆発を止めようと、男との駆け引きに挑むが…呉勝浩さんの『爆弾』を読みました。酒屋の自動...
├ 坂木司

【読書】坂木司『アンと青春』

デパ地下にサテライト店を構える和菓子の〈みつ屋〉。ここでアルバイトをはじめて8ヶ月の杏子は、和菓子の奥の深さに勉強の日々。ユニークな店員たちに囲まれ、今日も1つ謎が解けていく。
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『不知火海』

内田康夫さんの『不知火海』を読みました。あらすじ雑誌編集者の坂本は、アパートの隣人・米村から木箱を預かる。一向に取りに来る気配がないため開封してしまうが、中には人間の頭蓋骨が入っていた。扱いに困った坂本は頭蓋骨を浅見に預けるが、空き巣に入ら...
├ 一色さゆり

【読書】一色さゆり『コンサバター 大英博物館の天才修復士』

一色さゆりさんの『コンサバター 大英博物館の天才修復士』を読みました。あらすじ 糸川晴香は、世界最古にして最大の博物館・大英博物館で紙の修復士として働いている。その大英博物館に展示されている、パルテノン神殿の石板が破損してしまった。見物客が...
├ 下村敦史

【読書】下村敦史『サハラの薔薇』

下村敦史さんの『サハラの薔薇』を読みました。 あらすじエジプト考古学者の峰隆介は、現地調査で未発見の石棺の発掘に成功した。しかし、石棺の中に寝ていたのは、ナイフで刺され、真新しい服を着たミイラだった。峰はフランスの博物館からの招聘に応じ、飛...
├ 辻村深月

【読書】辻村深月『島はぼくらと』

辻村深月さんの『島はぼくらと』を読みました。 あらすじ池上朱里が暮らす冴島は、瀬戸内海に浮かぶ小さな島。シングルマザーやIターン者を積極的に受け入れて、過疎の速度を緩やかにしているものの、朱里の同級生は朱里を入れてたったの4人。島には高校が...
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『アンド・アイ・ラブ・ハー』

小路幸也さんの『アンド・アイ・ラブ・ハー』を読みました。あらすじ『秋:ペンもカメラも相身互い』古い建築物を写真に収めるのが趣味な健人の後輩・水上が、朝野料亭の風景を撮っていると、高校生数人にカメラを寄こせと絡まれた。たまたま通りがかった、元...
├ 貴志祐介

【読書】貴志祐介『コロッサスの鉤爪』

貴志祐介さんの『コロッサスの鉤爪』を読みました。あらすじ小笠原諸島周辺で飽和潜水の実験をしていた実験船〈うなばら〉から約200m離れた場所で、大型のゴムボートに乗って夜釣りをしていた布袋悠一が、海に投げ出された上、サメに水中に引きずり込まれ...
▼著者 ア行

【読書】伊園旬『ブレイクスルー・トライアル』

伊園旬さんの『ブレイクスルー・トライアル』を読みました。あらすじ大手セキュリティ会社〈セキュア・ミレニアム〉が企画した、「ブレイクスルー・トライアル」というイベント。〈セキュア・ミレニアム〉の研究所に侵入し、内部に置かれているマーカーを奪取...
├ 島本理生

【読書】島本理生『君が降る日』

島本理生さんの『君が降る日』を読みました。あらすじ 志保は車の事故で恋人の降一を亡くした。その時ハンドルを握っていたのは、降一の1つ先輩・五十嵐だった。降一は父親が家を出て行ってから、実家の店を手伝っていたが、降一が亡くなったあと、五十嵐が...
├ 濱嘉之

【読書】濱嘉之『警視庁公安部・片野坂彰 動脈爆破』

濱嘉之さんの『警視庁公安部・片野坂彰 動脈爆破』を読みました。あらすじ シリア国境近くのトルコで、日本人男性1人と女性2人が誘拐される事件が発生した。しかし、誘拐された女性の1人は、偽造パスポートを利用していたことが判明する。警視庁公安部の...
└ 岡崎琢磨

【読書】岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』

岡崎琢磨さんの『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』を読みました。あらすじ 京都の古い家屋と家屋の隙間を抜けた先にひっそりと佇む喫茶店〈タレーラン〉。偶然この店を見つけた珈琲好きの僕は、長年追い求めた味の珈琲と、...
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『残される者たちへ』

小路幸也さんの『残される者たちへ』を読みました。あらすじ マンモス団地・方野葉団地の小学校出身の川方準一のもとに、同窓会の招待状が届いた。幹事の名は押田明人。しかし、準一には押田についての記憶がない。同窓会当日に押田に話しかけられた準一は、...
├ 横関大

【読書】横関大『ルパンの星』

横関大さんの『ルパンの星』を読みました。あらすじ 北条美雲刑事は、三雲渉と約1年の同棲の末、別れてしまった。失恋の痛手で本領を発揮できない美雲は、警視庁捜査1課から所轄へ異動。そんな美雲の管内で、元警察官が殺害される事件が発生。久々に警視庁...