舞台化

├ 伊坂幸太郎

【読書】伊坂幸太郎『死神の精度』

彼は人の死を見定めるためにわざわざ出向いてくる。死神は対象者を7日間調査し、「死」を実行するのに適しているかどうかを判断する。死神が「可」と判断すれば対象者は調査開始から8日目に死に、「見送り」と判断すれば寿命をまっとうできる。その判断は死神に委ねられており、ときに適当なものだったりする。
├ 辻村深月

【読書】辻村深月『ぼくのメジャースプーン』

小学4年生の僕は、ある日自分に不思議な力があることを知った。その力を使えるのは、1人につき1回まで。幼馴染みのふみちゃんが可愛がっていた学校のうさぎが惨殺され、ふみちゃんは心を閉ざした。ふみちゃんを助けるためには、この力をどう使えば1番良いのだろうか?
├ アガサ・クリスティー

【新刊】アガサ・クリスティー『オリエント急行殺人事件』

12/17、IBCパブリッシングより、アガサ・クリスティーの『オリエント急行殺人事件』が発売されました。中東とフランスを結ぶオリエント急行が、大雪のため停車した。その夜、アメリカの富豪がめった刺しにされて殺害される。偶然列車に乗り合わせてい...
├ 東川篤哉

【読書】東川篤哉『新 謎解きはディナーのあとで2』

「お嬢様の目は節穴でございますか?」宝生家の令嬢で刑事の麗子に対する執事の暴言の数々…本屋大賞受賞から11年。東川篤哉の名を全国にとどろかせた『謎解きはディナーのあとで』がパワーアップした新シリーズになり、いよいよ2作目が登場!東川篤哉さん...
├ 貴志祐介

【読書】貴志祐介『青の炎』

湘南の高校に通う櫛森秀一は、母と妹との3人暮らし。しかし、母が10年前に再婚し、すぐに別れた元継父・曾根隆司が家に転がり込み、酒と博打に溺れる生活を送っていた。このままでは、母や妹の身に危険が迫る。秀一は、曾根を殺害するための完全犯罪を計画する。
├ 辻村深月

【読書】辻村深月『かがみの孤城』

中学生になった安西こころは、友人とうまくいかなくて不登校になってしまった。〈こころの教室〉というスクールに通うことも考えたが、朝になるとお腹が痛くなってしまう。そんなある日、部屋に置かれた姿見が光り出す。姿見をくぐると城のような建物に繋がっており、そこには、こころのように中学校に通うのが辛くなった子供たち6人が待っていた。
├ 伊坂幸太郎

【読書】伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』

大学進学のためにアパートに引っ越してきた椎名は、隣の部屋に住む長身の男性・河崎と出会う。河崎は初対面だというのに、椎名に「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかける。そして決行当日、椎名は河崎が運転する車に乗って本屋へ。椎名に与えられた仕事は、モデルガンを持って裏口を見張ること。そして、ボブ・ディランを2回歌うごとに裏口のドアを足で蹴飛ばすこと。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『手紙』

武島剛志は、弟・直貴の大学進学費用を都合するため、盗みに入ったが、住人の老婦人に見つかり、騒がれたため老婦人を殺害してしまう。直貴は、リサイクルの仕事をしながら通信制の大学へ入学し、翌年には通学課程に編入。仕事をしながら学問を続けるが、兄が強盗殺人犯であるという事実が大きくのしかかる。
├ 有栖川有栖

【読書】有栖川有栖『46番目の密室』

推理作家の有栖川有栖は、臨床犯罪学者の火村英生と共に、北軽井沢にある推理作家・真壁聖一で開かれるクリスマスパーティーに呼ばれた。しかし、クリスマスパーティーが終わると、客人たちの寝室には、石灰が巻かれていたり、白いスプレーで窓に大きなハートが書かれていたり、部屋中トイレットペーパーが伸ばされたりしていた。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『白夜行』

大阪にある建設途中で放置されたビルで、質屋の主人・桐原洋介が殺害された。複数の容疑者が現れては消えたあと、捜査線上に浮かんでいた卸売業を営む寺崎忠夫が事故死して、事件は暗礁に乗り上げた。桐原洋介の息子・亮司と、桐原洋介と関係があったのではないかと見られていた西本文代の娘・雪穂の周囲では、その後も事件が発生する。19年にわたって2人を追い続けた刑事・笹垣潤三が、包囲網を徐々に狭めていく。