└ 米澤穂信 【新刊】[文庫化]米澤穂信『栞と噓の季節』 6/20、集英社文庫より、米澤穂信さんの『栞と嘘の季節』が、文庫化されて発売されました。図書委員の堀川次郎がカウンターで返却された本の間に忘れ物がないか確認していたところ、押し花をラミネート加工した栞が挟まれていた。その花を見て、同じく図書委員の松倉詩門は、トリカブトの花であることに気づく。「図書委員シリーズ」第2弾! 2025.06.20 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『満願』 人はなぜ罪を犯すのか?知恵だとか欲だとかを身につけた人間だからこその行為なのか?犯罪者の心理に迫る短編集。「山本周五郎賞」受賞、「週刊文春ミステリーベスト10」1位、「このミステリーがすごい!」国内部門1位。史上初のミステリ3冠!米澤穂信さ... 2025.05.03 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『リカーシブル』 越野ハルカが引っ越してきた町は、未来視ができるタマナヒメ伝説が残る町だった。父が失踪し、母と弟と3人で地方都市に引っ越してきたハルカ。初日から友人ができて無事に中学デビューを飾ったが、この町は古くから伝わるタマナヒメの伝説と、高速道路の誘致計画に揺れていた。 2025.02.24 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『冬季限定ボンボンショコラ事件』 米澤穂信さんの『冬季限定ボンボンショコラ事件』を読みました。あらすじ 高校生の小鳩常悟朗は、除雪によって狭くなった堤防道路の歩道を小佐内ゆきと並んで歩いていたが、そこに車が向かってきた。小佐内さんを突き飛ばして守るのが精一杯。小鳩くんはノー... 2024.08.03 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『可燃物』 米澤穂信さんの『可燃物』を読みました。あらすじ ゴミ集積所に置かれた可燃ゴミが燃やされるという連続不審火が発生した。県警から派遣されたのは、捜査一課の葛班。班を率いる葛警部は、ゴミ集積所に部下を張り込ませ、不審人物の洗い出しを行うが、どれも... 2024.03.24 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『栞と嘘の季節』 米澤穂信さんの『栞と嘘の季節』を読みました。あらすじ 図書委員の堀川次郎がカウンターの当番をしているときに、『薔薇の名前』という本の下巻が返却箱に入れられた。返却された本の間に忘れ物がないか確認していたところ、押し花をラミネート加工した栞が... 2024.03.10 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『儚い羊たちの祝宴』 米澤穂信さんの『儚い羊たちの祝宴』を読みました。あらすじ 大寺は、夏という厨娘を雇った。夏は宴の料理を作るのが専門で、普段の食事は作らないという。さらに、6人分の料理を作るために、羊の頭を12頭分、長葱を10kgなど、尋常ではない量の食材を... 2023.11.27 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『犬はどこだ』 米澤穂信さんの『犬はどこだ』を読みました。あらすじ 紺屋長一郎は、犬探し専門の調査事務所〈紺屋サーチ&レスキュー〉を開設するが、開設から2日で2件の依頼が入った。1件は失踪した佐久良桐子を探しだして欲しいという祖父からの依頼。もう1件は神社... 2023.10.13 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『本と鍵の季節』 図書委員の堀川次郎と松倉詩門は、1年先輩の浦上麻里から、自宅にある亡くなった祖父の金庫を開けて欲しいと相談を受ける。麻里は祖父から「大人になったら贈り物がわかるはずだよ」と言われていた。金庫が置かれているのは書斎。2人は書斎に置かれた遺品の中に、金庫を開けるためのヒントが隠されているのではないかと推理する。 2023.05.27 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『追想五断章』 父親の死に伴って大学を休学し、伯父が営む古書店を手伝う菅生芳光が店番をしていると、北里可南子が訪ねてきた。前日に甲野十蔵の家から引き取ってきた古書の中にまぎれている、『壺天』という雑誌、しかも、父親が〈叶黒白〉という筆名で投稿した小説が載っているものを探しているのだという。可南子が父の遺品を整理しているときに、はじめて父が少なくとも5編の小説を書いていたことを知り、その行方を探しているのだと言う。 2023.05.11 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『真実の10メートル手前』 フリージャーナリストの太刀洗万智は、経営破綻したベンチャー企業フューチャーステア社長の早坂の妹であり、同社広報担当の真理への接触を試みる。前夜、真理の妹である弓美にかけた電話の内容から、真理が山梨にいると推測するが… 2023.04.25 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『王とサーカス』 新聞社を辞めてフリーのジャーナリストに転身した太刀洗万智は、海外旅行特集の事前取材のため、ネパールへ向かう。現地で知り合った少年・サガルに案内されて、首都カトマンズの街を取材していたところ、国王崩御の知らせが入る。国王は宮中晩餐会で皇太子によって暗殺され、王家の死者の数は6名とも8名とも12名とも言われるなど、混乱を極める。さらに、この事件を取材するために万智が接触した軍の准尉・ラジェスワルが殺害されてしまう。 2023.04.17 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『巴里マカロンの謎』 小鳩常悟朗と小左内ゆきは、名古屋に新しくオープンした洋菓子店へ行く。2人は紅茶と3つのマカロンがセットになった〈ティー&マカロンセット〉を頼むが、目を離しているうちに小左内の皿の上に置かれたマカロンが4つに増えていた!小鳩と小佐内はマカロンを前に、犯人と目的を推理する。 2023.03.27 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件』 同じ小市民を目指していたが、別々の道を歩むことにした小鳩常悟朗と小左内ゆき。やがて、小鳩には中丸十希子、小左内には瓜野高彦という彼女、彼氏ができる。瓜野は船戸高校新聞部の1年生。毎月発行する〈月報船戸〉に、学校外の出来事も取り入れようと提案するが、部長の堂島健吾に潰される。そんな矢先、〈月報船戸〉にコラムを載せることになり、瓜野は市内で発生している連続放火事件を取り上げることに成功する。 2023.03.19 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『夏期限定トロピカルパフェ事件』 小市民として日々を平穏に過ごすことを目指す高校2年生・小鳩常悟朗は、同じく小市民を目指す小左内ゆきから、〈小左内スイーツセレクション・夏〉と題した地図をもらう。そして、夏休みの間に、ゆきがピックアップしたベスト10スイーツを制覇すべく駆け回る。一方、小鳩の友人・堂島健吾は、川俣さなえが悪い仲間に引き込まれたと、妹のかすみから相談を受けていた。 2023.03.07 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『春期限定いちごタルト事件』 恋愛関係にも依存関係にもないけど、互恵関係にある小鳩常悟朗と小左内ゆきは、揃って船戸高校に入学した。4月も半ばになり、小鳩と小左内が帰りに新しくできたクレープ屋による相談をしているとき、小鳩の小学校の同級生・堂島健吾から招集がかかる。女子生徒のポシェットが盗まれたので、探すのを手伝って欲しいという。5人で30分かけて探し回ったが、ポシェットは見つからなかった。しかし、小鳩は持ち前の推理力を発揮して… 2023.02.25 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『Iの悲劇』 南はかま市の職員・万願寺邦和は、無人となった旧簑石村に市街から定住者を募る市長直轄のIターン推進プロジェクトを担当する甦り課に転属になった。意外にも結構な数の移住希望者の応募があり、その中から選ばれた十数組が実際に簑石に移住してきたが、移住者からは様々な要望、苦情が甦り課に寄せられる。万願寺と同僚の観山遊香はこまめに簑石に足を運び、献身的に移住者をサポートするが、1人、また1人と移住者たちは簑石を去って行く。 2023.02.19 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『いまさら翼といわれても』 夏休み最初の日、神山高校古典部の部長・千反田えるは、地域の合唱祭に出演することに。しかし当日、自宅にいた折木奉太郎に、伊原摩耶花から、千反田がホールに現れないと電話がかかってきた。奉太郎はホールにいた合唱団員から話を訊き、千反田の居場所を推理する。 2023.02.12 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『ふたりの距離の概算』 4月になり、折木奉太郎らが通う神山高校にも新入生が入ってきた。奉太郎と千反田えるらが所属する古典部も、形ばかりの勧誘活動をしていたところ、大日向友子が入部したいと言ってきた。しかし、5月末の本入部届締め切りの日の前日、大日向は古典部に入部しないと言い出した。そして、翌日は神山高校のマラソン大会。奉太郎は2万メートルを走る時間を、大日向が突然古典部に入らないと言い出した理由を推理する時間に充てることにする。 2023.02.08 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『クドリャフカの順番 「十文字」事件』 神山高校の秋を飾る文化祭、通称「カンヤ祭」に向けて、折木奉太郎らが所属する古典部は、文集「氷菓」を30部作成した。はずだったのだが、伊原摩耶花が印刷屋に発注するときに部数を間違え、200部刷り上がってしまった!損益分岐点を目指す古典部の面々だったが、文化祭では「十文字」を名乗る人物が、様々な出展団体から、どうでもいいようなものを盗んでいくという事件が発生する。 2023.01.23 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『遠まわりする雛』 折木奉太郎は、同じ古典部の千反田えるから、生き雛祭りの傘持ちをしてくれないかと依頼される。千反田の地元に伝わる祭で、雛と内裏に扮した少女が町を練り歩き、人の汚れを引き受けるのだそうだ。その雛に千反田が扮するのだが、雛に傘をかける役の男性が怪我をしてしまったのだという。 2023.01.02 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『黒牢城』 織田の軍勢が東から迫る中、大坂から北に歩むこと半日の伊丹の里には、有岡城が築かれていた。城主は荒木摂津守村重。その有岡城に、織田方の使者・黒田官兵衛が遣わされ、村重に「この戦、勝てませぬぞ」と言い切る。村重は官兵衛を斬ることもせず、帰すこともせず、地下牢に留め置く。そして、村重の手に負えない厄介ごとが起きたとき、村重は官兵衛の知恵を借りる。 2022.12.17 └ 米澤穂信
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『さよなら妖精』 高校生の守屋路行と太刀洗万智は、雨宿りをしている少女を見つけた。少女の名前はマーヤ。ユーゴスラヴィヤから日本にやってきたのだが、世話をしてくれるはずの人物が亡くなっており、途方に暮れていた。守屋と太刀洗は、友人の白河いずるの親が経営する民宿を紹介する。文原竹彦を加えた4人は、マーヤに日本の町を案内する。 2022.12.03 └ 米澤穂信