碓氷優佳シリーズ

├ 石持浅海

【読書】石持浅海『わたしたちが少女と呼ばれていた頃』

『扉は閉ざされたまま』で探偵役として鮮烈なデビューを飾った碓氷優佳。今回の作品は、「碓氷優佳シリーズ」の4作目にして、前日譚とも言える連作短編集。中高一貫の高校に編入した優佳は、友人やクラスメイトたちに関する謎や誤解を、ちょっとした言動をもとに解き明かしていく。
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【読書】石持浅海『彼女が追ってくる』

”わたしは、彼女に勝ったはずだ。その証拠に、私はこうして生きていて、彼女は冷たい骸となって転がっている。それなのに。なぜ、彼女が追ってくるのだ?”起業した友人3人が年に1回集まる「箱根会」。宴が終わったあと、夏子は姫乃のコテージへ行き、アイスピックで姫乃を殺害するが…
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【読書】石持浅海『君の望む死に方』

余命6ヶ月。ガンの告知を受けたソル電機の創業者で社長の日向は、社員の梶間に自らを殺害するように仕向ける。場所はソル電機の保養所。ここでは、毎年将来有望な若手社員男女2人ずつを集め研修を行っていた。しかし、研修のゲストとして外部から招いた碓氷優佳が、日向の計画を狂わせはじめる。
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【読書】石持浅海『扉は閉ざされたまま』

「アル中分科会」大学の軽音楽部の中で、酒好きな6人の集まりにつけられた呼び名だが、大学卒業以来初めての同窓会が開かれることになった。場所は、メンバーの1人の兄の休業中のペンション。再会を分かち合ったその日の夜、伏見が完全犯罪を目論んで新山を...