└ 中山七里 【読書】中山七里『連続殺人鬼カエル男 完結編』 被害者をカエルに見立てて殺害するシリアルキラー"カエル男"がみたび現れた。今回狙われたのは、いわゆる"人権派"と呼ばれる弁護士たち。刑法第39条(「心神喪失者の行為は罰しない」、「心神耗弱者の行為は刑を減軽する」)を適用して無罪や減刑を勝ち... 2024.12.21 └ 中山七里
└ 中山七里 【読書】中山七里『連続殺人鬼カエル男ふたたび』 世間を恐怖のどん底に陥れた〈カエル男連続猟奇殺人事件〉から10ヶ月、〈カエル男〉を名乗っていた当真勝雄が再び動き出した。標的になったのは精神科医の御前崎教授。カエルの中に爆竹を入れて破裂させたように、御前崎教授をバラバラに爆破してしまった。ア行の5人を殺害したあとは、サ行へ。カエル男の魔の手は関東一円へと拡がる。 2023.02.20 └ 中山七里
└ 中山七里 【読書】中山七里『連続殺人鬼カエル男』 分譲マンションの13階の外壁に取り付けられたフックに、全裸の女性の死体が吊されるという事件が発生する。女性の死体はブルーシートで包まれていたために発見が遅れたが、シートの端には、「きょうかえるをつかまえたよ……みのむしのかっこうにしてみよう。くちからはりをつけてたかいたかいところにつるしてみよう。」と書いた紙片が貼り付けられていた。4日後、廃車工場でスクラップにした自動車のトランクの中から、男性の死体が見つかり、前回同様のメモが残されていた。マスコミは〈カエル男〉と名付け、大々的に報道を開始する。 2023.01.13 └ 中山七里
├ 東川篤哉 【読書】東川篤哉『居酒屋「一服亭」の四季』 求職中の君鳥翔太は、母のつてを辿って貿易会社の創設者・磯村光一郎の家を訪れた。某大手出版社の編集長を紹介してもらったまでは良かったが、翌朝、磯村が目を掛けている画家・杉本里佳子が住む山小屋を訪れたところ、小屋の中には里佳子の胴体だけが転がっていた。しかも、駐在所に行って警官を連れて戻ると、その胴体すらも消え失せており、近くの滝の中ですべてのパーツが揃った状態で発見された。 2021.11.05 ├ 東川篤哉
├ 東川篤哉 【読書】東川篤哉『純喫茶「一服堂」の四季』 村崎蓮司は講談社ならぬ放談社の〈週刊未来〉の記者。遠い親戚の緑川静子に呼ばれて鎌倉の屋敷を訪れると、静子から夫・隆文の浮気調査を依頼された。隆文が仕事のために籠もった離れを監視していたが、翌朝になって隆文は、離れの中で十字架に縛り付けられて絶命していた。 2021.10.30 ├ 東川篤哉