淑女シリーズ

└ 中山七里

【読書】中山七里『嗤う淑女二人』

高級ホテルで開かれた中学の同窓会。乾杯のために配られた飲み物に毒物が入れられており、参加者20名のうち、国会議員の日坂浩一を含む17名が死亡した。約半月後、今度は高速道路を走行する大型バスの中で爆発が起き、防音壁に突っ込んだバスに乗っていた29名のうち、26名が死亡した。1つめの事件の被害者の1人である日坂は、「1」と書かれた紙を持っており、2つめの事件の被害者の1人であるバスガイドの高濱幸見のバッグの中からは、「2」と彫られた金属板が見つかる。
└ 中山七里

【読書】中山七里『ふたたび嗤う淑女』

衆議院議員・柳井耕一郎の資金団体であるNPO法人〈女性の活躍推進協会〉の代表・藤沢優美は、不祥事による会員の脱会などにより、収入源である会費や寄付金の減少にあえいでいた。そんなとき、スタッフの1人・神崎亜香里からFXの投資アドバイザー・野々宮恭子を紹介される。恭子は優美から預かった20万円を、たちまち34万6525円に増やしてみせた。ギリシャの経済危機に乗じて、1億円の利益を目標にした優美は、香子に言われたとおり1億円の元手を用意する。
└ 中山七里

【読書】中山七里『嗤う淑女』

中学生の野々宮恭子は、神野美香のグループからいじめを受けていた。そんな恭子のクラスに、従姉妹の蒲生美智留が転校してくると、いじめの標的が美智留に変わっていく。しかし美智留は、男子生徒をうまく使って、美香が転校するほどのダメージを与える。さらに恭子と美智留は、虐待を繰り返していた美智留の父親・典雄を、自殺に見せかけて殺害する。