柴田錬三郎賞

▼著者 ヤ行

【読書】夢枕獏『神々の山嶺』

そのカメラは、ジョージ・マロリーがエヴェレスト登頂に成功したか否かの論争に決着をつけるものかも知れない。カメラマンの深町誠はカトマンドゥの裏街で古いコダックを入手した。そのカメラの過去を追った深町は、伝説の孤高の単独登攀者・羽生丈二と出会う。羽生はひっそりとネパールに住みつき、エヴェレストに挑むタイミングを計っていた。
▼著者 カ行

【読書】角田光代『紙の月』

人が溺れていく様を見よ――。平凡な主婦だった梅澤梨花は、銀行でパートタイマーとして働きはじめた。フルタイマーに昇格すると、買い物の楽しさを知ることに。さらに、恋人を作り、恋人の借金を返済するために偽造した定期預金証書を使って横領をはじめる。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『夢幻花』

蒲生蒼太の一家は、七夕の頃に朝顔市を見て回ったあと、鰻を食べに行くのが年中行事になっていた。蒼太が大学院生になって帰省したとき、実家の前に立つ二十歳前後の女性・秋山梨乃と出会う。蒼太の兄・要介を訪ねてきた梨乃は、祖父の周治を亡くしたばかりだったが、祖父の家からは黄色いアサガオの鉢が消えていた。