├ 宮部みゆき 【読書】宮部みゆき『昨日がなければ明日もない』 杉村探偵事務所の大家・竹中夫人の孫娘・有紗のクラスにいるモンスターペアレント・朽田美姫が探偵事務所を訪ねてきた。離婚して親権を手放した息子・鵜野竜聖が、お年寄りが運転する車にはねられたのは、養母らによる殺人未遂であることを証明してほしいというのだ。 2023.06.18 ├ 宮部みゆき
├ 宮部みゆき 【読書】宮部みゆき『希望荘』 介護施設〈はなかご老人ホーム〉に入居していた武藤寛二が、ランニング中の女性が殺害された事件を報じるニュースを見ながら、犯人はそんなつもりはなかったんだけど、つい頭に血がのぼって、手を出しちまったんだ。俺はよく知ってる。と話していた。武藤の死後、息子の相沢幸司は、武藤が生前事件を犯していたのではないかと心配し、杉村三郎に相談する。 2023.02.23 ├ 宮部みゆき
├ 宮部みゆき 【読書】宮部みゆき『ペテロの葬列』 今多コンツェルンのグループ広報誌の副編集長・杉村三郎は、編集長の園田瑛子と取材の帰りに乗ったバスが、佐藤一郎と名乗る老人にハイジャックされた。佐藤は人質たちに慰謝料を払う約束をしていたが、警官突入の際に自殺してしまった。1ヶ月ほど経った頃、人質になった人たちの元へ、本当に数百万円の慰謝料が送られてきた。杉村たちが、この金を受け取って良いものか思案しているうちに、事件の背景にネズミ講詐欺の存在が見え隠れしてきた。 2023.02.14 ├ 宮部みゆき
├ 宮部みゆき 【読書】宮部みゆき『名もなき毒』 関東地方では、店舗で購入した飲み物に混入された青酸カリにより、4件の死亡事件が発生していた。一方、今多コンツェルンのグループ広報室では、有力な戦力だったシーナちゃんがアルバイトを辞め、代わりに原田いずみが勤務していたが、いずみはたちの悪いトラブルメーカーだった。広報室に勤める杉村三郎は、いずみの件を丸く収めるとともに、ひょんなことから知り合った青酸カリ混入事件の3番目の被害者の孫・古屋美知香とともに、犯人捜しをはじめる。 2022.12.09 ├ 宮部みゆき
├ 宮部みゆき 【読書】宮部みゆき『誰か Somebody』 今多コンツェルンのグループ広報室に勤務する杉村三郎は、事故死した梶田信夫の遺族から相談を受ける。梶田は杉村の義父であり、今多コンツェルンの会長・今多嘉親の私設運転手を勤めていたが、自転車に撥ねられて死亡していた。父親を轢き逃げした犯人を突き止めたいという思いから、2人の娘は梶田の私記を出版したいと、嘉親を通じて杉村に相談が持ちかけられたが、やる気満々の次女・梨子に対し、長女の聡美は父親の私記出版を躊躇していた。 2022.11.28 ├ 宮部みゆき