新参者

└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『どちらかが彼女を殺した』

高校卒業後、愛知県の実家を出て東京へやってきた和泉園子に、年下の彼氏ができた。しかし、親友の弓場佳世子に彼氏の佃潤一を紹介すると、佃は園子を捨てて佳世子と付き合うことに。園子は兄の康正に、「お兄ちゃん以外、誰も信用できなくなっちゃった」と電話で言ったのち、連絡が取れなくなってしまった。上京して園子の部屋に入った康正は園子の死体を見つけ、殺人だと確信するが、警察を呼ぶ前に自殺に見せかける細工を行い、自らの手で事件を暴くと決心する。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『麒麟の翼』

江戸橋の地下道で刺された青柳武明が、日本橋の麒麟の象にもたれかかる形で絶命した。警察は、人形町にある公園に潜んでいた不審な男・八島冬樹を発見、追跡したが、八島は道路に飛び出して事故死してしまった。八島は以前、青柳が務める会社で派遣社員として働いていたが、労災隠しにあった上、雇い止めにあっていた。警察は八島が青柳を恨んでの犯行とみて裏付け捜査を行うが…
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【読書】東野圭吾『赤い指』

前原昭夫の中学3年生の息子・直巳が、7歳の少女を家に連れ込み、首を絞めて殺害してしまった。直巳を警察に連れて行こうとしたが、妻の八重子の猛反発に遭い、結局、深夜に近所の公園のトイレに死体を捨ててくることになった。前原は痴呆症の母を含め4人暮らし。警察の捜査網が縮まりつつあることを悟った昭夫は、一世一代の大勝負に出る。
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【読書】東野圭吾『嘘をもうひとつだけ』

弓削バレエ団の事務局で働く早川弘子がマンションの7階の自室バルコニーから転落死した。弘子は1年前までダンサーとして登録されていて、地元にバレエ教室を造る計画を立てていた。5日後、ゲネプロ中、弓削バレエ団の事務局長・寺西美千代を加賀刑事が訪ねて来て、事情聴取の続きをはじめた。
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【読書】東野圭吾『悪意』

作家の日高邦彦が殺害された。加賀刑事の教員時代の同僚である野々口修が日高殺害の容疑で逮捕されたが、野々口は事件があった日の様子を手記に残していた。野々口の動機は何か? 加賀恭一郎が挑む。