├ 周木律 【読書】周木律『伽藍堂の殺人』 N県の沖合に浮かぶ伽藍島。ここで、2人の数学者による講演会が開かれた。伽藍島に集まったのは、放浪数学者の十和田只人や、大学院生の宮司百合子。そして、百合子の兄で警察庁の警視である司ら。伽藍島にある2つの堂、伽堂と藍堂で、常沢浄と大石誉樹による講演が行われたが、公演後、2人は伽堂に設置されたマイクスタンドに突き刺さった状態で発見された。さらに、伽藍島の管理を任されている品井秋が、桟橋から転落して死亡しているのが見つかる。 2023.12.03 ├ 周木律