幽霊シリーズ

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【新刊】[文庫化]赤川次郎『幽霊認証局』

2/5、文春文庫から、赤川次郎さんの『幽霊認証局』が文庫化されて発売されました。警視庁捜査一課警部の宇野喬一と大学生の永井夕子が温泉街の駅に降り立つと、「千の目の町へようこそ」のパネルが。町長が娘が誘拐されたのを教訓に、街中に防犯カメラを設置したらしい。しかし、事実は誘拐ではなく駆け落ちで、相手の男性が町に帰ってきて大騒ぎになる。
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【読書】赤川次郎『幽霊健診日』

警視庁捜査一課の宇野喬一警部が、女子大生の永井夕子とのデート中に気を失い、病院に搬送された。幸いすぐに意識を取り戻したが、翌朝、病院の休憩所で医師の神林早百合が殺害されてしまう。
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【読書】赤川次郎『幽霊認証局』

警視庁捜査一課警部の宇野喬一と大学生の永井夕子が温泉街の駅に降り立つと、「千の目の町へようこそ」のパネルが。町長の弓削が、娘が誘拐されたのを教訓に、街中に防犯カメラを設置したらしい。しかし、事実は誘拐ではなく駆け落ちで、死んだはずの相手の男性・尾形が町に戻ってきたと関係者が騒ぎはじめる。
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【読書】赤川次郎『知り過ぎた木々』

私立の女学校〈堂上学園〉では、夏期林間学校のメインイベントのマラソン大会で優勝した生徒が、学級委員を務めるという慣わしがあった。そのマラソン大会で、長谷井美知とのデッドヒートに競り勝ったのが折原待子だった。しかし、待子は担任の佐倉純子に「私――恥ずかしい。死ぬしかないんです」と電話したあと、川に身を投げたところを発見された。幸い意識を取り戻した待子だったが、記憶を失っていた。そして、翌年の夏期林間学校に、待子も参加することになるが、待子の遠い親戚にあたる永井夕子が、同伴することになった。
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【読書】赤川次郎『幽霊博物館』

ホラー小説作家、君原治之の自宅で、高木友人が銃殺された。高木は、以前君原と共作で小説を書いていた人物だったが、方向性の違いから、現在は別々に執筆活動を行っていた。偶然、君原宅に居合わせた、警視庁捜査一課の宇野警部と、宇野の恋人永井夕子は、事件捜査にあたる。
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【読書】赤川次郎『幽霊社員』

Kプランニングに勤める野崎佐知子が残業を終えて会社を出た頃、社長夫人である三谷文代が殺害された。社長の三谷雄治と不倫関係にあった佐知子に疑いの目が行くが、佐知子が会社を出る時、営業のセクションに残っていた男性と背中越しに挨拶を交わしていた。しかし、誰に聞いてもその時残業していたという人物がわからない。
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【読書】赤川次郎『幽霊劇場』

「殺してやるからね!」レストランの中に、甲高い女性の声が響き渡った。偶然、そのレストランに居合わせていた、警視庁捜査一課の宇野警部と、恋人の永井夕子が声の主を確認すると、女優の吉川真帆がいた。その日のTVドラマの収録で上手く言えなかった「殺してやるからね!」という台詞の言い方を、思いついたのだと言う。真帆は今度出演する舞台の稽古に入っていたが、その舞台に出演予定の女優の卵・田村里沙のバイト先で、バイト仲間が刺殺されてしまう。
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【読書】赤川次郎『幽霊散歩道』

警視庁捜査一課の宇野警部のもとに、恋人の永井夕子からアルバイトの話が舞い込んできた。内容は何と、TVドラマのエキストラ!顔がカメラに写らないようにと、焦る宇野だったが、郊外の広いスタジオに作成した公園のセットの中で、女優の戸沢ゆみ子が殺害されてしまう。
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【読書】赤川次郎『幽霊記念日』

永井夕子が通う大学の教授・水科恭子の息子・正治は、3年前の大学1年生の時に、失恋を苦に自殺してしまった。それ以降、正治が自殺した日の講義は、追悼の儀式へと姿を変えることになる。そして、正治のことを知る学生がいなくなるこの年、”追悼の儀式”中に講義室の電気が消え、人魂があわられる。しかも、電気がつくと、ひとりの学生が血まみれに…
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【読書】赤川次郎『幽霊園遊会』

警視庁捜査一課の警部・宇野と、恋人で大学生の永井夕子は、大富豪・落合勇介のパーティーに参加します。勇介の55歳を祝うパーティーであると同時に、再婚を披露するパーティーだったのだが、落合勇介の双子の弟である圭介が勇介の命を狙っているという話が……そして、ワインセラーから落合の死体が見つかる。
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【読書】赤川次郎『幽霊湖畔』

警視庁捜査一課の警部・宇野恭一と恋人で女子大生の永井夕子は、湖畔のホテルで夏休みを過ごしていた。すると、ある朝、ボート小屋でアルバイトをしている大島和也がナイフを腹に刺した状態で浮かんでいるのが見つかった。そこに宇野の部下の原田がやって来て、湖の真ん中に盗品の宝石が眠っていると言う。
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【読書】赤川次郎『幽霊心理学』

警視庁捜査一課の警部・宇野と、自称名探偵の永井夕子がレストランで食事をしていると、同じ店内で、一家殺害事件の容疑者として手配中の男・南田が食事をしているのを発見した。周囲を固め、店を出たところで取り押さえる算段が整ったが、南田に気づかれてしまい、人質を取られてしまった。逃走車輌の運転役として宇野が選ばれ、夕子を加えた4人は犯人の逃走劇に付き合うことになる。しかし、道案内をしたのは人質に取られている女性・宮永民子だった。
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【読書】赤川次郎『幽霊愛好会』

永井夕子の友人・敦子は、35歳年上の会社社長・片倉泰長と結婚した。敦子には1つだけ不安があるのだが、それは泰長が月に1度先妻の幽霊に会いに行くことだった。夕子と、恋人で警察庁の警部である宇野が訪ねたその日、娘の亜里沙が殺害された。
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【読書】赤川次郎『幽霊候補生』

警視庁捜査一課の警部宇野恭一のもとに、本シリーズのヒロイン永井夕子が、友人とドライブに行った先で湖に転落して死亡したという知らせが入ります。しかし、殺人現場で偶然目にした写真に夕子が写っていたのを見つけた宇野は、一路長野へ駆け付けます。そして、夕子と感動の再会!といくはずでしたが、夕子は宇野のことをまったく覚えていない様子…
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【読書】赤川次郎『幽霊終着駅』

都心から離れた、郊外の終着駅。乗客が網棚に忘れた風呂敷の中から、女性の生首が出てきた。たまたま近くを通りがかった警視庁捜査一課の宇野警部が呼び出されたものの、生首は映画の撮影に使うための作り物だった。
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【読書】赤川次郎『幽霊列車』

実家にあった大量の赤川次郎本を読み返し中です。今回は赤川次郎さんを語る上で忘れてはならないデビュー作『幽霊列車』を読みました。感想文庫本にして65ページほどの短編ですが、登場人物の設定もしっかりしていますし、随所に伏線が張られていて読み応え...
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赤川次郎『幽霊解放区』

赤川次郎さんの『幽霊解放区』を読みました。警視庁捜査一課の宇野警部と女子大生の永井夕子が旅行で訪れた郊外のレストランに、死んだはずの男から予約の電話が入った。その男はかつて少女を殺害した疑いがかけられ、現場検証の直後にトラックに牽かれて死亡...
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赤川次郎『幽霊法廷』

赤川次郎さんの『幽霊法廷』を読みました。「幽霊シリーズ」には珍しく長編作品となっています。宇野警部が偶然殺人事件の現場に居合わせ、誤って犯人を射殺してしまうところから物語が始まります。その行為を咎められることはありませんでしたが、宇野警部の...
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赤川次郎『幽霊注意報』

赤川次郎さんの『幽霊注意報』を読みました。赤川次郎さんのシリーズものとしては地味なキャラクターだけに、意外性のある犯人が持ち味だと勝手に思っているのですが、この作品に関しては意外すぎるというか、そんなことあり得るの?と思えてしまうものも…な...
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【読書】赤川次郎『幽霊恋文』

赤川次郎さんの『幽霊恋文』を読みました。感想「幽霊シリーズ」の22作目にあたるそうです。デビュー作の『幽霊列車』も好きですが、このシリーズは多くの作品が好みですね。主人公の宇野警部は40歳という設定。このシリーズを読み始めた頃は中年という設...
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赤川次郎『幽霊審査員』

赤川次郎さんの『幽霊審査員』を読みました。赤川次郎さんが小説家としてデビューした『幽霊列車』から数えてシリーズ25冊目の作品となります。この「幽霊シリーズ」は特に変わったキャラクター設定でもないのに安定した面白さがあるんですよね。本作品には...
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赤川次郎『幽霊協奏曲』

赤川次郎さんの『幽霊協奏曲』を読みました。なんと、この作品が600冊目の作品だそうです!そして、この「幽霊シリーズ」の1作目『幽霊列車』が赤川次郎さんのデビュー作なんです。『幽霊列車』は面白かったですねぇ。トリックは答えを見ればどうってこと...