小説

▼著者 サ行

【読書】榊林銘『あと十五秒で死ぬ』

生死の境目の15秒。短いですか?それとも長いですか?何者かに銃で撃たれ死ぬまでの15秒、15秒目を離した間に死んでしまったドラマのヒロイン、毎日夢の中で見る事故までの15秒、15秒の間に元に戻さなければならない特異体質…生死の境目の15秒に着目した4編の短編集。
├ 新川帆立

【読書】新川帆立『先祖探偵』

ご先祖様を調査差し上げます――邑楽風子は依頼人の先祖を辿ることを専門にしている先祖探偵。戦国武将の子孫であることを確認したいとか、子供が不出来なのは嫁の血筋の影響じゃないかとか…需要はそこそこ存在する。依頼人の先祖を調べる一方、風子自身も自分のルーツを探していて…
◇◆◇オススメの〇冊◇◆◇

名刺代わりの10冊

私がこれまで読んできた本の中でも、これだけは譲れない!という10冊を集めてみました。ここにあげた10冊は、オススメの中のオススメ。ぜひ読んでいただきたい作品です。それと同時に、私の好みを反映したリスト。ある意味、自己紹介よりも私の人となりを表しているかも知れません。
├ 湊かなえ

【読書】湊かなえ『暁星』

生きろ!永瀬暁はそう言いながら舞台の袖から飛び出し、文部科学大臣・清水義之の首に、加工したペーパーナイフの刃を突き刺した。永瀬は逮捕後、週刊誌で手記を発表しはじめるが、そこには新興宗教への恨みが綴られていた。一方、舞台の反対の袖にいた作家の金谷灯里は、事件を題材にした小説を書き上げる。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『幽霊写真展』

宇野喬一の先輩刑事・掛川が、祭りの御輿をかついで豪快に笑う男の写真で、コンクールの銀賞を獲った。後日、掛川の妻・史子が殺害されているのが発見されたが、現場は史子が通う絵画教室の教師・田代の家だった。以前から、掛川は2人の中を疑っていて…事件はやがて、以前掛川が起こした冤罪事件に繋がっていく。
└ 方丈貴恵

【新刊】方丈貴恵『盾と矛』

3/26、KADOKAWAより、方丈貴恵さんの『盾と矛』が、発売されました。「事件は犯人が分かってからが本番だよね」「絶対に逃さない探偵」草津正守は、旧友である霧島と共に現地へ臨場し、「必ず無罪にする仕事人」ヒミコとの上書き推理合戦に挑む!
├ 柚月裕子

【新刊】柚月裕子『誓いの証言』

3/26、KADOKAWAより、柚月裕子さんの『誓いの証言』が、発売されました。弁護士の佐方貞人に弁護を依頼したのは、大学時代の同期・久保利典だった。無実を主張する久保を信じ、事件の経緯を調べる佐方だったが…佐方貞人シリーズ16年ぶりの新作長編。
▼著者 ア行

【読書】折原一『倒錯のロンド 完成版』

『幻の女』は盗作なんですよ――山本安雄が精魂込めて書き上げた新人賞の応募原稿は、友人の城戸明が電車内に置き忘れたことから他人の手に渡ってしまい、白鳥翔名義で新人賞を獲得してしまった。それを知った山本は編集部へ問い合わせるが、編集長は取り合ってくれない。そこで山本は、白鳥への復讐を決意する。
├ 下村敦史

【新刊】[文庫化]下村敦史『そして誰かがいなくなる』

3/24、中公文庫より、下村敦史さんの『そして誰かがいなくなる』が、文庫化されて発売されました。覆面作家の御津島磨朱李が郊外の森の奥に自宅を設けた。その新居のお披露目会に招待されたのは、作家が4人と文芸評論家が1名、編集者が1名。出席者が到着したのを待っていたかのように吹雪が吹き荒れ、御津島邸は下界から切り離されてしまう。そして御津島は、あるベストセラーが盗作であることを暴露すると言ったあと、叫び声を残して姿を消してしまった。
├ 赤川次郎

【新刊】[新装版]赤川次郎『花嫁は三度ベルを鳴らす』

3/23、角川文庫より、赤川次郎さんの『花嫁は三度ベルを鳴らす』が、新装版になって発売されました。片瀬靖代は、夫・耕一と共に東ヨーロッパ旅行で訪れた、ルーマニアのトランシルバニアの山間にある村で、病に倒れた。夫と、妹の諸岡早紀らが見守る中、靖代が収められた棺は墓地に埋葬された。棺には墓標につけられたベルに繋がる紐がつけられていて、万が一死者が目覚めた時には、ベルを鳴らして知らせるのだという。
├ 赤川次郎

【新刊】赤川次郎『三毛猫ホームズのカーテンコール 赤川次郎50周年記念特装セット』

3/22、角川文庫より、赤川次郎さんの『三毛猫ホームズのカーテンコール 赤川次郎50周年記念特装セット』が、発売されました。赤川次郎さんの作家デビュー50周年記念。書き下ろし掌編も収録した特装セット。『三毛猫ホームズの歌劇場』、『三毛猫ホームズの登山列車』、書き下ろし短編他を収録。
├ 坂木司

【読書】坂木司『仔羊の巣』

坂木司にはひきこもりの友人・鳥井真一がいる。勤め先も鳥井の様子を見に行ったり、外に連れ出したりしやすい外資系の保険会社を選択した。その会社の同期・佐久間恭子の様子がおかしいと、もう1人の同期・吉成哲夫から相談される。いつもなら、鳥井の知恵を借りるところだが、あいにく鳥井は風邪をひいていて…
├ 石持浅海

【読書】石持浅海『心臓と左手 座間味くんの推理』

琉球航空のハイジャック事件から数年後、事件に関わった大迫警視は、新宿の書店で”座間味くん”と再会する。そのまま食事に行った先で座間味くんに事件の話をすると、警察が掴めていなかった事件の真相を解き明かす。ハイジャックから11年後を描いた作品を含む7作からなる短編集。
◇◆◇オススメの〇冊◇◆◇

どんでん返しのオススメ10冊

物語の前提が根底から覆される衝撃!騙されたい。見事な伏線回収を見届けたい。衝撃の結末を味わいたい……どんでん返しを売りにする小説には、魅力がいっぱい。そんな、どんでん返しが魅力のオススメ10冊を紹介したいと思います。
├ 赤川次郎

【新刊】[新装版]赤川次郎『サラリーマンよ 悪意を抱け』

3/19、集英社文庫より、赤川次郎さんの『サラリーマンよ 悪意を抱け』が、新装版になって発売されました。4人のサラリーマンが、宴会の席で上司の部長をにらみつけていた。彼らは、今夜「部長殺人計画」を実行に移そうとしていたのだ(『サラリーマン四銃士』)。窓際社員・西野は出社してすぐ、席に着いたまま心臓マヒで死んだ。まるで眠るかのように。それを見た係長は決定的なミスを、死んだ彼のせいにするが……。(『雨の朝、窓際に死す』)。など、全編サラリーマンを主人公にした異色傑作ミステリー短編集。
├ 辻堂ゆめ

【新刊】辻堂ゆめ『ふつうの家族』

3/18、講談社より、辻堂ゆめさんの『ふつうの家族』が、発売されました。大停電の夜、玄関で倒れていた見知らぬ青年。意識朦朧の彼は何者なのか?招き入れたのは誰?桜石一家には、全員裏がある。「あなた」も「私」も、みんな嘘をついている。
├ 岩井圭也

【新刊】岩井圭也『拳の声が聞こえるか』

3/18、新潮社より、岩井圭也さんの『拳の声が聞こえるか』が、発売されました。東京の片隅で、影のように生きる青年・五十嵐遼馬。その人生を変えたのは、ボクシングだった。寡黙な青年は拳を交わし、生きた会話の喜びに目覚めていく。やがて立ちはだかるのは、悪霊に憑かれた異国のチャンプ——
└ 中山七里

【読書】中山七里『人面瘡探偵』

相続鑑定士・三津木六兵の右肩には人面瘡が寄生している。その人面瘡は自我を持ち、たびたび三津木にアドバイスをしてくれる。今回三津木は、山林王・本城家の財産分割協議のための資産鑑定を行うようになったが、長男の武一郎夫妻が蔵の中で焼死しているのが発見される。
▼著者 タ行

【読書】田中啓文『警視庁地下割烹 取調室のカツ丼』

警視庁地下4階にひっそりと店を構える割烹『警視兆』。ここは割烹課の警察官によって切り盛りされる店だ。その割烹課に所属する花菱朝彦は、刑事であるとともに調理師免許を持つ料理人で、料理に関する事件を解決したり、料理人として潜入捜査を行うことを仕事にしている。
└ 中山七里

【読書】中山七里『被告人、AI』

ワタシとヒトの外見以外の違いは何なのでしょうか? 介護ロボットのリタはそう問うた。1人暮らしをしていた浅沼敬造が突然死した。敬造は心臓にペースメーカーを埋め込んでいたが、300MHz以上の高周波で誤作動を起こす可能性があるものだった。一方、敬造を介護していたロボットのリタには、400MHzの高周波を発生させる機能がついており、敬造が突然死した時刻にその高周波を発したログが残されていた。検察は、リタを起訴するが…
├ 濱嘉之

【読書】濱嘉之『警視庁公安部・片野坂彰 禁書の解錠』

天才ハッカー・白澤香葉子が奪取した、中国のサイバーセキュリティ会社の内部文書は、中国共産党のサイバー犯罪と地方政府の腐敗の数々が記された現代の”禁書”だった。一方、現在の5人体制に限界を感じていた片野坂彰は、新たに人員を補充し、組織の拡大を決断する。
├ 新川帆立

【新刊】新川帆立『俺の恋バナを聞いてくれ』

3/11、小学館より、新川帆立さんの『俺の恋バナを聞いてくれ』が、発売されました。人生を豊かにする恋愛は、意外な形で現れる。不器用でどこか拗らせた男たちの、愚かで、でも心温まる珠玉の6作品を収録。
└ 中山七里

【新刊】中山七里『ハングマン 鵜匠殺し』

3/11、文藝春秋より、中山七里さんの『ハングマン 鵜匠殺し』が、発売されました。すべての被害者の裏には実行犯がいて、すべての実行犯の陰には指示役がいる。その根元にいる黒幕の名は、“ショウ”。闇に紛れたその正体は、警察さえも捉えられない。そして、正しく裁けぬ悪人の背後には、ハングマンが忍び寄る――『祝祭のハングマン』の続編。
▼著者 ヤ行

【読書】山沢晴雄『ダミー・プロット』

服飾デザイナーの岸浜涼子は、自分そっくりの女性・柴田初子を見つけ、自らのスタンドインを依頼する。そんな時、涼子の夫・竜二の会社〈岸浜商会〉に箱に入った女性の右手が届けられる。さらに、頭部は地下鉄の網棚の上から発見され、胴体は占い教室の中で見つかった。そして、第2、第3の殺人が…