安楽椅子探偵

├ 東川篤哉

【新刊】東川篤哉『谷根千ミステリ散歩 密室の中に猫がいる』

7/2、KADOKAWAより、東川篤哉さんの『谷根千ミステリ散歩 密室の中に猫がいる』が発売されました。谷根千の路地裏にある雑貨屋〈怪運堂〉の店主・竹田津優介は、事件のあらましを聞いただけで解決に導く安楽椅子探偵。岩篠(いわしの)つみれが今日も謎を持ち込むと、猫の相手をしたり、寄り道ばかりしながらも、事件を解いてしまう。
├ アガサ・クリスティー

【読書】アガサ・クリスティー『鏡は横にひび割れて』

ミス・マープルが住む、セント・メアリ・ミード村にも新興住宅地ができた。次に殺人事件が起きるとしたら、新興住宅地の中でだろうと話をしていたら、村にあった館に引っ越してきたアメリカの有名女優、マリーナ・グレッグ、ジェースン・ラッド夫婦の引越祝いのパーティーで、ヘザー・バドコックが毒殺されてしまう。事件の直前、ヘザー・に誰かがぶつかって、手にしていた飲み物がこぼれてしまい、代わりにマリーナがまだ口をつけていない自分の飲み物を手渡していた。
├ 東川篤哉

【読書】東川篤哉『居酒屋「一服亭」の四季』

求職中の君鳥翔太は、母のつてを辿って貿易会社の創設者・磯村光一郎の家を訪れた。某大手出版社の編集長を紹介してもらったまでは良かったが、翌朝、磯村が目を掛けている画家・杉本里佳子が住む山小屋を訪れたところ、小屋の中には里佳子の胴体だけが転がっていた。しかも、駐在所に行って警官を連れて戻ると、その胴体すらも消え失せており、近くの滝の中ですべてのパーツが揃った状態で発見された。
├ 東川篤哉

【読書】東川篤哉『純喫茶「一服堂」の四季』

村崎蓮司は講談社ならぬ放談社の〈週刊未来〉の記者。遠い親戚の緑川静子に呼ばれて鎌倉の屋敷を訪れると、静子から夫・隆文の浮気調査を依頼された。隆文が仕事のために籠もった離れを監視していたが、翌朝になって隆文は、離れの中で十字架に縛り付けられて絶命していた。