加賀恭一郎シリーズ

└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『あなたが誰かを殺した』

別荘地で男女6人が刺され、5人が死亡する連続殺傷事件が発生した。次の夜、自首した無職の桧山大志が逮捕されたが、桧山は黙秘を貫き、事件の詳細は謎のままだった。そこで、被害者の遺族らが集まり、検証会を行う。夫を殺害された鷲尾春那の同行人として、休暇中の警視庁捜査一課の警部・加賀恭一郎が参加する。
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【読書】東野圭吾『私が彼を殺した』

結婚式の式場へ入場する新郎・穂高誠が、突如倒れて死亡した。死因は毒殺。容疑者は3人。花嫁・神林美和子の兄・貴弘と、美和子を担当する編集者で、穂高の元恋人・雪笹香織、穂高のマネージャー的役割の駿河直之。容疑者は一堂に集められ、加賀恭一郎刑事による謎解きが開幕する。
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【読書】東野圭吾『どちらかが彼女を殺した』

高校卒業後、愛知県の実家を出て東京へやってきた和泉園子に、年下の彼氏ができた。しかし、親友の弓場佳世子に彼氏の佃潤一を紹介すると、佃は園子を捨てて佳世子と付き合うことに。園子は兄の康正に、「お兄ちゃん以外、誰も信用できなくなっちゃった」と電話で言ったのち、連絡が取れなくなってしまった。上京して園子の部屋に入った康正は園子の死体を見つけ、殺人だと確信するが、警察を呼ぶ前に自殺に見せかける細工を行い、自らの手で事件を暴くと決心する。
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【読書】東野圭吾『麒麟の翼』

江戸橋の地下道で刺された青柳武明が、日本橋の麒麟の象にもたれかかる形で絶命した。警察は、人形町にある公園に潜んでいた不審な男・八島冬樹を発見、追跡したが、八島は道路に飛び出して事故死してしまった。八島は以前、青柳が務める会社で派遣社員として働いていたが、労災隠しにあった上、雇い止めにあっていた。警察は八島が青柳を恨んでの犯行とみて裏付け捜査を行うが…
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【読書】東野圭吾『祈りの幕が下りる時』

日本橋署の刑事・加賀恭一郎の母・百合子は、夫と離婚したあと仙台の飲食店で勤めていたが、十数年前に孤独死していた。小菅にあるアパートで女性が殺害され、新小岩の河川敷でも男性が殺害される事件が発生したが、アパートのカレンダーに書かれていた橋の名前に、加賀が激しく反応する。一月『柳橋』、二月『浅草橋』、三月『左衛門橋』…というものであったが、加賀が引き取った百合子の遺品にも、同じ内容の記載があったのだという。
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【読書】東野圭吾『新参者』

小伝馬町でひとり暮らしをしている女性・三井峯子が殺害された。峯子は子供が家を出たのを機に、離婚して自立した生活を送ることを選択していた。日本橋署に異動になったばかりの加賀恭一郎は、日本橋界隈を歩き回り、人々の小さな謎を解き明かしていく。
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【読書】東野圭吾『赤い指』

前原昭夫の中学3年生の息子・直巳が、7歳の少女を家に連れ込み、首を絞めて殺害してしまった。直巳を警察に連れて行こうとしたが、妻の八重子の猛反発に遭い、結局、深夜に近所の公園のトイレに死体を捨ててくることになった。前原は痴呆症の母を含め4人暮らし。警察の捜査網が縮まりつつあることを悟った昭夫は、一世一代の大勝負に出る。
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【読書】東野圭吾『嘘をもうひとつだけ』

弓削バレエ団の事務局で働く早川弘子がマンションの7階の自室バルコニーから転落死した。弘子は1年前までダンサーとして登録されていて、地元にバレエ教室を造る計画を立てていた。5日後、ゲネプロ中、弓削バレエ団の事務局長・寺西美千代を加賀刑事が訪ねて来て、事情聴取の続きをはじめた。
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【読書】東野圭吾『悪意』

作家の日高邦彦が殺害された。加賀刑事の教員時代の同僚である野々口修が日高殺害の容疑で逮捕されたが、野々口は事件があった日の様子を手記に残していた。野々口の動機は何か? 加賀恭一郎が挑む。
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【読書】東野圭吾『眠りの森』

高柳バレエ団の事務所に強盗が押し入ったが、ダンサーの斉藤葉瑠子が金属製の花瓶で頭を殴打し、強盗を死なせてしまった。捜査にあたった加賀恭一郎らは、正当防衛ということで裏付け捜査を進めるが、バレエ団の公演のゲネプロで、バレエ・マスターの梶田康成が毒殺される事件が発生する。さらに、ダンサーの柳生講介が命を狙われる。そして、梶田の殺害トリックが見えてきた頃、被疑者として名前が挙がった森井靖子が自殺を遂げる。
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【読書】東野圭吾『卒業』

女性専用アパートの1室で、牧村祥子が手首を切って死んでいるのが発見された。祥子はカミソリで切った手首を洗面器に入れている状態で見つかったが、床の上には血を拭き取ったあとが残っていた。