ホテルジューシーシリーズ

├ 坂木司

【読書】坂木司『楽園ジューシー』

「あ、指が滑って押しちゃった」バイト先のおばさん・加藤さんのスマホから呼び出し音が流れ出した。電話をかけた先は沖縄のホテル〈ジューシー〉。バイト先の弁当屋の店長が入院するために一時閉店することになり、大学の春休みの間のアルバイト先を探している時のことだった。加藤さんは「迷ってるなら、行っちゃえば」と言うのだが…
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【読書】坂木司『シンデレラ・ティース』

品川口クリニック――。大学2年生の叶咲子が、夏休みのアルバイトにと母から紹介されたのは、咲子が大嫌いなデンタルクリニックの受付の仕事だった。クリニックを訪れる患者の中には、一癖、二癖ある人も…しかし、人それぞれの問題を抱えていた。
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【読書】坂木司『ホテルジューシー』

昼あんどんなオーナー代理、掃除係の双子のおばあちゃん・センばあとクメばあ、通いの調理担当・比嘉さん――。大学の夏休みを利用して、沖縄のホテルでアルバイトをすることにした柿生浩美は、個性豊かなスタッフと、沖縄独特の時間の流れ方の中で仕事をする中で、自らと向き合っていく。大学生でなければ経験できない、ひと夏の思い出。