バレエ

├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『眠れる美女』

前身の〈東京グランド・バレエ団〉から〈東京スペリオール・バレエ団〉に体制を変更しての旗揚げ公演で、『眠れる森の美女』を演じることになった。しかし、〈東京スペリオール・バレエ団〉に所属するダンサーだけではスポンサーや客を呼べないとして、銀行の担当者・野崎が、世界的バレリーナだったシルヴィア・ミハイロワを演出家に、ユリカ・アサヒナをプリマドンナとしてつれてきた。しかし、ユリカはわがままで、遅刻早退は当たり前。だんだんとメンバーの士気が低下していく。さらに、カラボスを名乗る人物から脅迫状が届く。
├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『ジゼル』

東京グランド・バレエ団は創立15周年を記念して、15年間封印してきた『ジゼル』を公演することになった。15年前の公演で姫宮真由美が自らの代役を刺そうとして逆に刺され、死亡するという事件があったのだ。今回の公演でジゼルを演じるのは、その時の代役だった紅林嶺衣奈。そして、復讐の女王・ミルタを如月花音が演じることになった。しかし、真夜中の練習場で真由美の幽霊が出たり、団員の周りで不可解なことが起こり出す。