トキオ

└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『時生』

宮本拓実には、グレゴリウス症候群という難病で死に瀕している息子・時生(ときお)がいた。実は拓実は、20年以上前、時生と一緒の時間を過ごしていた。キャッチセールスのアルバイトを辞め、花やしきで時間をつぶしている拓実の前に突如現れたのが、別の人間の身体を借りたトキオだったのだ。