テロリスト

└ 中山七里

【読書】中山七里『テロリストの家』

警視庁公安部に勤める幣原勇一郎は、日々テロとの関係が疑われる者の監視活動を行っていた。しかし、ある日突然、内勤を言い渡される。そして、イスラム国の志願兵の求人を行っていた、秋葉原にある防犯グッズ店に公安の捜査が入った日の夜、幣原の家を同僚の高頭が訪ねてくる。長男で大学院生の秀樹を、志願兵の求人に応じた者として、逮捕するというのだ。