内田康夫

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内田康夫『赤い雲伝説殺人事件』

内田康夫さんの『赤い雲伝説殺人事件』を読みました。今回のヒロイン小松美保子は浅見光彦の母雪江婦人の絵画教室仲間。『遺譜 浅見光彦最後の事件』や(私はまだ読んでいませんが)『隅田川殺人事件』にも登場するキャラクターの初出作品です。美保子が描い...
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内田康夫『砂冥宮』

内田康夫さんの『砂冥宮』を読みました。浅見光彦が取材で知り合った三浦半島の名家の当主が石川県にある安宅の関で死体で見つかった。警察は物取りの犯行として捜査を開始しますが、光彦は顔見知りによる犯行とみて独自に捜査を開始します。やがて事件の背景...
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内田康夫『歌枕殺人事件』

内田康夫さんの『歌枕殺人事件』を読みました。浅見光彦は浅見家のカルタ大会で知り合った、東京都のカルタクイーン朝倉理絵の父親が3年前に殺害された事件を調査することになります。理恵の父親の手帳に残された「白浪、松山を越えゆ」という文字を手がかり...
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内田康夫『「首の女」殺人事件』

内田康夫さんの『「首の女」殺人事件』を読みました。浅見光彦の小中学校時代の同級生で、初恋の相手(?)の野沢光子が初めて登場します(野沢光子は『終幕のない殺人』、『遺譜 浅見光彦最後の事件』にも登場)。光子が姉の勧めで行った高村光太郎・智恵子...
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【読書】内田康夫『隠岐伝説殺人事件』

内田康夫さんの『隠岐伝説殺人事件』を読みました。感想舞台はかつて後鳥羽上皇が流された島根県の隠岐島です。後鳥羽上皇にまつわる遺跡の発掘調査に同行した浅見光彦ですが、関係する人たちが次々と笑いながら死んでいくという怪事件に巻き込まれます。途中...
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内田康夫『透明な遺書』

内田康夫さんの『透明な遺書』を読みました。タイトルに惹かれてこの本を手にしました。今回浅見光彦が取り組むのは、ヒロインの清野翠の父が「遺書」と書かれ、中が空のまま封がされた封筒を残して自殺した事件。翠は父親が殺害されたと主張するのですが、排...
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【読書】内田康夫『高千穂伝説殺人事件』

内田康夫さんの『高千穂伝説殺人事件』を読みました。感想この作品は「浅見光彦シリーズ」に何度か登場するヴァイオリニストの本沢千恵子が初めて登場する作品です。舞台はタイトルの通り高千穂。「ブツはニュータバルからタカチホへ。運んだのはノベウン」と...
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【読書】内田康夫『天河伝説殺人事件』

内田康夫さんの『天河伝説殺人事件』を読みました。感想『天河伝説殺人事件』は榎木孝明さん主演で映画化、辰巳琢郎さん、中村俊介さん、速水もこみちさん主演で3度ドラマ化された「浅見光彦シリーズ」を代表すると言っても良い作品です。4回も映画化されて...
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【読書】内田康夫『恐山殺人事件』

内田康夫さんの『恐山殺人事件』を読みました。感想今回舞台となったのは口寄せを行うイタコで有名な恐山がある青森県です。極めて現実的なものの見方をする浅見光彦と非科学的とも言えるイタコの対比が非常に面白いです。今回は早い段階で犯人の目星が付くと...
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内田康夫『箸墓幻想』

内田康夫さんの『箸墓幻想』を読みました。今回は考古を取り上げた作品になっています。理系人間の私には少し理解し難い部分もありましたが、概ね楽しく読ませていただきました。それにしても普通なら気にかけないような小さな手がかりから推理を展開する浅見...
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内田康夫『讃岐路殺人事件』

内田康夫さんの『讃岐路殺人事件』を読みました。今回の事件、いきなり光彦の母雪江夫人が交通事故に遭うところから話が始まります。雪江夫人大活躍の回になるのかな?と思いきや、出てくるのは序盤でほぼ終わり。ちょっと消化不良だったかな?話は瀬戸大橋が...
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【読書】内田康夫『華の下にて』

内田康夫さんの『華の下にて』を読みました。感想今回の舞台は京都。華道の家元にまつわる話になっています。華やかな華道の世界と犯罪という闇、そんな対極にある世界を書こうとされたのでしょうか。京都の社会や華道といった私にはあまり縁のない世界の話で...
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内田康夫『津軽殺人事件』

内田康夫さんの『津軽殺人事件』を読みました。今回鍵となるのは太宰治にまつわるメモと肖像画。なのですが、どちらも活かしきれていない感がしました。犯人やその動機についてもいまいちピンと来なかったし、私にとっては外れかなぁ…津軽殺人事件 (光文社...
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内田康夫『平城山を越えた女』

内田康夫さんの『平城山を越えた女』を読みました。舞台は奈良、京都。しかも仏像がキーということで時間が経った現在でも古さを感じることなく読むことができました。内田康夫さんの作品には時事ネタ、政治ネタがよく出てきますが、サッカーくじ法案の話やテ...
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【読書】内田康夫『氷雪の殺人』

内田康夫さんの『氷雪の殺人』を読みました。感想今回の舞台は利尻島なのですが、あまり利尻島らしいところが見られなくて少し残念でした。メインは東京に戻ってから。被害者が残した「プロメテウスの火矢は氷雪を溶かさない」という文言と1枚のCDをもとに...
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【読書】内田康夫『博多殺人事件』

内田康夫さんの『博多殺人事件』を読みました。感想博多の商業をバックボーンにした作品です。遺跡の発掘現場で白骨化した遺体が見つかったというのがプロローグなのですが、この件についてはあまり触れられず、“デパート戦争”を軸に話が進んでいきます。結...
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【読書】内田康夫『天城峠殺人事件』

内田康夫さんの『天城峠殺人事件』を読みました。感想この作品を読むのは3回目ぐらいになるかな?『平家伝説殺人事件』とならんで内田作品の中で最も好きな作品なんです。ぜひ1度訪れてみたいと思っている天城峠が舞台の1つになっていますし、テンポも良く...
▼著者 ワ行

【読書】和久井清水『孤道 完結編 金色の眠り』

和久井清水さんの『孤道 完結編 金色の眠り』を読みました。感想この作品は内田康夫さんが最後に書かれた、かつ未完のままの作品『孤道』の完結編を一般公募して選ばれた作品です。実際に発売されるまでは内田康夫さん以外の手による完結編なんて読むもんか...
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【読書】内田康夫『津和野殺人事件』

内田康夫さんの『津和野殺人事件』を読みました。山陰の小京都津和野が舞台になっているこの作品ですが、名所として出てくるのは太皷谷稲成神社が中心。せっかくなのでもっといろんな名所を舞台にして欲しかったなぁと思いました。ストーリーの方は私好みの少...
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【読書】内田康夫『朝日殺人事件』

内田康夫さんの『朝日殺人事件』を読みました。感想浅見光彦の母雪江夫人が聞いた「アサヒをよろしく」という言葉を頼りに事件の謎に挑むこの作品ですが、焦点がぼやけてしまっている印象を受けました。最後に謎解きがあるのですが、私としては徐々に事件の核...
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内田康夫『はちまん』

内田康夫さんの『はちまん』を読みました。この作品は珍しい試みがされていて、犯人も犯行動機も始めに書かれています。その謎を追う過程で新たな事件が発生し、それを浅見光彦が追っていくという流れなのですが、これが不思議と面白いんですよね。それにして...
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【読書】内田康夫『沃野の伝説』

内田康夫さんの『沃野の伝説』を読みました。感想殺人事件を追う話なのか、ヤミ米を追う話なのか正直良くわからない前半。全体の7割を過ぎたあたりからようやく話が面白くなってくるのですが、現代の頭からするとこのヤミ米の問題というのはちょっとわかりに...
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【読書】内田康夫『鳥取雛送り殺人事件』

内田康夫さんの『鳥取雛送り殺人事件』を読みました。感想雛人形の"顔"にまつわるちょっとオカルトじみた話で、物語としては面白いのですが、肝心の動機や方法といったところが詰め切れていないのかなぁと感じてしまいました。私が読み落としただけなのかも...
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内田康夫『金沢殺人事件』

内田康夫さんの『金沢殺人事件』を読みました。浅見光彦の自宅近くにある平塚神社の境内で発生した殺人事件に端を発するこの作品ですが、最初の被害者が残した「オンナニ…ウシク…」というダイイングメッセージが鍵となっています。しかし、最後まで読んでも...