├ 柚月裕子

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【読書】柚月裕子『検事の信義』

被告はなぜ嘘を吐くのか?道塚昌平は、ランクⅢの認知症を患う母・須恵の首を絞めて殺害した。徒歩で逃走した道塚は、遺体発見から2時間後に5km離れた場所で発見された。一件記録を読んだ検事の佐方貞人は、成年男性であれば2時間あれば9kmくらい離れた場所まで逃走できたはずだと違和感を感じる。
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【読書】柚月裕子『検事の死命』

地元の名家、武本家の婿養子・弘敏が、電車内で痴漢行為をしたとして、迷惑防止条例違反で逮捕された。被害者の女子高校生は2度の補導歴があり、武本は容疑を否認していた。送検されてきた案件を担当するのは若手検事の佐方貞人。地元の有力者らから圧力がかかる中、佐方は査定のポイントにもならないような小さな案件を起訴することにこだわる。
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【読書】柚月裕子『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』

弁護士資格を剥奪され、法曹界から追い出された上水流涼子は、東大卒でIQ140、実務もこなせる貴山伸彦を助手として雇い、公にできない揉め事を解決する〈上水流エージェンシー〉を立ち上げる。未来が見えるという男、賭け将棋で突如連勝しはじめた男、かつて涼子を法曹界から追い出した男、野球賭博で不当な利益を得ている男らを、涼子と貴山の2人が斬る。
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【読書】柚月裕子『検事の本懐』

任官3年目にして、上司から全幅の信頼を置かれている佐方貞人検事。正義のためなら身を粉にして仕事に取り込む、検事のあるべき姿を地で行く佐方が若き日に手がけた事件を収録。さらに、弁護士だった父と、自らが検事を目指すきっかけとなったエピソードも収録。「佐方貞人シリーズ」第2弾。
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【読書】柚月裕子『最後の証人』

「最後にもう1人証人を召喚したいと思います」かつて検事だった佐方貞人は、検事を辞めたあと弁護士として働いていた。今回弁護を引き受けたのは、密室となったホテルの1室での殺人事件の被告。やがて、事件の背後に7年前に起きたある交通事故の影がちらつきはじめる。佐方は、最後にもう1人の証人が法廷で証言してくれるか否かが、この裁判の結果を左右すると考える。「佐方貞人シリーズ」の第1弾!