├ 辻村深月 【読書】辻村深月『琥珀の夏』 ミライは子供の頭の中だけにあるんです――。子供たちが親元から離れて共同生活をおこなう〈ミライの学校〉。その跡地から少女の白骨化死体が発見された。見つかったのが自分の孫ではないか確認して欲しいという依頼を受けた弁護士の近藤法子は、かつて〈ミライの学校〉で1週間を過ごす夏の合宿に参加していた。 2025.08.29 ├ 辻村深月
├ 辻村深月 【新刊】[文庫化]辻村深月『この夏の星を見る』 6/17、角川文庫より、辻村深月さんの『この夏の星を見る』が、文庫化されて発売されます。新型コロナウイルスがまん延した2020年、高校生と中学生が主体となって、コロナ禍でもできる、天体望遠鏡を自作し、目当ての星を望遠鏡で捉える腕前を競う〈スターキャッチコンテスト〉をオンラインで開催する。 2025.06.17 ├ 辻村深月
├ 辻村深月 【新刊】[文庫]辻村深月『この夏の星を見る』 6/11、角川つばさ文庫より、辻村深月さんの『この夏の星を見る』が、文庫化されて発売されます。新型コロナウイルスがまん延した2020年。コロナ禍でもできる、天体望遠鏡を自作し、目当ての星を望遠鏡で捉える腕前を競う〈スターキャッチコンテスト〉をオンラインで開催する。 2025.06.10 ├ 辻村深月
├ 辻村深月 【読書】辻村深月『ぼくのメジャースプーン』 小学4年生の僕は、ある日自分に不思議な力があることを知った。その力を使えるのは、1人につき1回まで。幼馴染みのふみちゃんが可愛がっていた学校のうさぎが惨殺され、ふみちゃんは心を閉ざした。ふみちゃんを助けるためには、この力をどう使えば1番良いのだろうか? 2025.03.09 ├ 辻村深月
├ 辻村深月 【読書】辻村深月『名前探しの放課後』 「俺、もしかして過去に戻された?」藤見高校に通う依田いつかが違和感を感じたのは、撤去されたはずの看板が、ショッピングセンターの屋上から見えたことだった。どうやら3ヶ月ほど過去に戻されたらしい。その間、藤見高校から自殺者が出るが、その生徒の名前が思い出せない。いつかは、同じ中学校出身で、自由研究でタイムトラベルについて纏めた坂崎あすなに相談を持ちかける。 2025.01.13 ├ 辻村深月
├ 辻村深月 【読書】辻村深月『鍵のない夢を見る』 盗癖のある女、婚期を逃した女、恋人からのDVに悩む女、教授に気に入られてしまった女、育児に疲れた女…どの町にでもいるような女たちが一生懸命生きていく様子を、明暗のコントラストをつけて描き出す。辻村深月さんだからこそ書けた、作中の女に試練と愛... 2024.12.08 ├ 辻村深月
├ 辻村深月 【読書】辻村深月『子どもたちは夜と遊ぶ』 辻村深月さんの『子どもたちは夜と遊ぶ』を読みました。あらすじアメリカへの留学をかけて、学部生を対象とした論文のコンテストが開かれた。D大学の陣内研究室にいる木村浅葱と狐塚孝太が有力とみられていたが、「i」という匿名で応募された論文が最優秀賞... 2024.07.21 ├ 辻村深月
├ 辻村深月 【読書】辻村深月『島はぼくらと』 池上朱里が暮らす冴島は、瀬戸内海に浮かぶ小さな島。シングルマザーやIターン者を積極的に受け入れて、過疎の速度を緩やかにしているものの、朱里の同級生は朱里を入れてたったの4人。島には高校がないため、毎日フェリーで本土にある高校へ通っている。ある日、島にある幻の脚本を探しに来たという、自称作家の霧崎ハイジと出会うが、霧崎にこれ以上島を荒らし回らないで欲しいと思った4人は、演劇部で脚本も書ける矢野新が書いた脚本に古く見える細工を施し、霧崎に渡す。 2024.05.27 ├ 辻村深月
├ 辻村深月 【読書】辻村深月『スロウハイツの神様』 小説家や脚本家、漫画家や画家のたまごたちが生活を送る現代の〈トキワ荘〉、〈スロウハイツ〉。売れっ子小説家なのに家賃1万円の風呂、トイレ共同のアパートに住むチヨダ・コーキは、過去に自分の作品をヒントに15人が自殺ゲームを行うという事態に見舞われた。さらに、今度はコーキそっくりの作品を別媒体に連載する作家が現れる。 2024.05.07 ├ 辻村深月
├ 辻村深月 【読書】辻村深月『朝が来る』 栗原清和、佐都子夫妻は、不妊治療を断念し、特別養子縁組という制度を用いて子供を授かることを決めた。夫妻のもとへやってきたのは、中学生の少女が出産した男の子。この子に、朝斗という名をつけ、養子であることを隠さずに育てるが、朝斗が6歳になったとき、子供を返してほしいという電話がかかってくる。 2024.03.16 ├ 辻村深月
├ 辻村深月 【読書】辻村深月『かがみの孤城』 中学生になった安西こころは、友人とうまくいかなくて不登校になってしまった。〈こころの教室〉というスクールに通うことも考えたが、朝になるとお腹が痛くなってしまう。そんなある日、部屋に置かれた姿見が光り出す。姿見をくぐると城のような建物に繋がっており、そこには、こころのように中学校に通うのが辛くなった子供たち6人が待っていた。 2023.11.17 ├ 辻村深月
├ 辻村深月 【読書】辻村深月『この夏の星を見る』 ひばり森中学校の新入生27人のうち、男子生徒はたったの1人。その安藤真宙が入部した理科部顧問の森村先生が調べていた、コロナ禍でもできそうな活動の中で、砂浦第三高校天文部が主催していた〈スターキャッチコンテスト〉に興味を引かれる。参加校を募って天体望遠鏡を自作し、目当ての星を望遠鏡で捉える腕前を競うコンテストだというが、それをオンラインで複数の場所を繋いでできないかと、話が進んでいく。参加したのは4チーム。茨城から長崎までの生徒たちが、夏の星空のもとに繋がる。 2023.08.11 ├ 辻村深月
├ 辻村深月 【読書】辻村深月『凍りのくじら』 芦沢理帆子は進学校であるF高に通う女子高生。父でカメラマンの芦沢光は5年前、末期がんに冒された末、失踪した。そして、母汐子も、卵巣がんで入院中。そんな理帆子に、学校の先輩の別所あきらが、写真のモデルになって欲しいと言ってくる。 2023.05.31 ├ 辻村深月
├ 辻村深月 【読書】辻村深月『冷たい校舎の時は止まる』 初雪が降った日、私立青南学院高校に通う生徒8人がいつも通り登校すると、学校の中はもぬけの殻だった。1階の窓と扉は中から開けることができず、校舎内に閉じ込められてしまう。しかも、教室の時計、腕時計、携帯電話の時計はすべて5時53分を指したまま止まっている。8人は、2ヶ月前の学園祭最終日にクラスメイトが飛び降り自殺をしたことが原因ではないかと考えるが、誰が飛び降りたのかを、誰も思い出すことができない。 2023.05.15 ├ 辻村深月