├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『ふたり』
北尾千津子と実加は、同じ私立の女子校の高等部と中等部に通う姉妹。いつものように、一緒に家を出たふたりだったが、千津子が忘れ物を取りに帰ろうとしたところ、事故に巻き込まれて死んでしまう。姉の死から立ち直りかけた実加は、学校帰りにピアノの先生の家に向かうが、途中の道で男に襲われる。その時、頭の中で千津子の声がし、石が落ちている場所を教える。以来、実加は頭の中の千津子と会話をしながら、大小様々な問題に向き合っていく。
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