2025年12月に紹介した本の中から、私のオススメ3冊を選んでみました。
3位:原田ひ香『その復讐、お預かりします』
今月の3位は原田ひ香さんの『その復讐、お預かりします』。
新川帆立さんの『縁切り上等! 離婚弁護士 松岡紬の事件ファイル』とどちらにしようか迷ったのですが、こちらの作品にしてみました。
復讐屋を名乗る鳴海慶介ですが、その復讐方法が独特。
手付金をもらったあと、何もしない…
復讐をしたという一時だけの満足感を得るよりも、取るに足らない人間だったと思えるようになった方が幸せになれるというのが、その理由だとか。
2位:田中啓文『警視庁地下割烹』
今月の2位は、田中啓文さんの『警視庁地下割烹』。
警視庁の地下に割烹課なるものが存在し、料理人の修行をした警官が店に潜入捜査を行うという、ユニークな設定のお話。
確かに、秘密の会食の内容を、店の料理人に聞かれているとは思いませんよね。
すでに続編の『警視庁地下割烹 取調室のカツ丼』も読んでいるので、そのうちに紹介させていただきますね。
1位:岩井圭也『永遠についての証明』
1位は岩井圭也さんの『永遠についての証明』。
先月はじめて読んだ『完全なる白銀』を2位に上げさせていただいた岩井圭也さんですが、私の好みに合っているのかも。
この作品も大好物でした。
数学の未解決問題を取り上げた、理系の作品になっているのですが、文系の方だとどういう感想を抱かれるのかな?
ちょっと興味があります。
理系の私はハマってしまいました。







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