【月間 BEST 3】2026年2月の月間 BEST 3

月間BEST3 月間 BEST 3

2026年2月に紹介した本の中から、私のオススメ3冊を選んでみました。

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3位:笹本稜平『希望の峰 マカルー西壁』

今月の3位は笹本稜平さんの『希望の峰 マカルー西壁』。

「ソロシリーズ」の第3弾です。

最近、私の中でブームになっている山岳小説なのですが、やはりヒマラヤはスケールが違います。
今回舞台となっているマカルー西壁は、現在も人類未到の難壁。その過酷さがありありと伝わってきます。

敵対関係にある人物やライバル関係にある人物の存在により、ピリピリとした緊張感も。
人も山も見事に書き表した作品になっています。

シリーズ1作目の『ソロ ローツェ南壁』、2作目の『K2 復活のソロ』と順番に読むようになっていますが、これら2作も面白いので、順に読むのがオススメです。

2位:岩井圭也『あしたの肖像』

今月の2位は、岩井圭也さんの『あしたの肖像』。

故人の肖像画を描くことになった美大生の小滝英哉。
写真だけからでは伝わらない故人の人柄を掴むために、周りの人たちに話を訊いたり、作品を見たり…

肖像画制作の話、美大生としての自らの制作や生活の話、恋人との話が順に語られていくのですが、どれが欠けても成り立たないお話。
原寸大の大学生が描かれていて、私も学生の時のことを思い出しながら読ませていただきました。

読んでいるうちに苦しくなってくることとか、一緒に歓びを感じたりとか、大いに心を揺さぶられる作品でした。

1位:下村敦史『暗闇法廷』

1位は下村敦史さんの『暗闇法廷』。

中途障害者訓練施設という特殊な環境で発生した殺人事件。
被告は全盲の女性。証人には、聴覚障害者の男性と、失声症の少女。
被告は無実を訴えるが、それを証明できるのか?
という、あらすじを読んだだけで手に取りたくなる作品。

そして、手に取りたくなるだけでなく、読んでも面白い作品に仕上がっていました。

終盤にどんでん返しが待ち受けているのですが、1度「そっちだったの?」と思わせておいてからズドンと。
すっかりしてやられました。

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