レビュー記事の在庫が減ってきたので、記事の数を稼ぐために「月間 BEST 3」なるものを書いてみました。
2025年10月に紹介した本の中から、私のオススメ3冊を選んでみました。
3位:馳星周『蒼き山嶺』
染井為人さんの『正体』とどちらにするか悩んだのですが、『正体』は早い段階から展開がよめてしまったかな?と…
この作品も、アクションシーンが安っぽくて、読んでいる時は不要なのでは?と思ったりもしましたが、実は重要な意味を持っていたと…
結局は、やっぱり山岳ミステリが好きという、個人的な好みで選ばせていただきました(もっとも、すべて私の好みなんですけど…)。
2位:才羽楽『あなたが心置きなく死ぬための簡単なお仕事。』
今月の2位は、才羽楽さんの『あなたが心置きなく死ぬための簡単なお仕事。』
悪く言ってしまうとワンパターンなのですが、どの作品も(と言っても単著は4冊しかない作家さんです)私の胸にグサッと刺さってしまうんです。
命だとか余命といったものがテーマになることが多いのですが、この作品もタイトルを見てのとおり…
1位:吉田修一『国宝』
1位は吉田修一さんの『国宝』。
映画も大ヒットし、知らない人はいないんじゃないかと思うくらいの作品ですね。
この作品をもう1度紹介したくて、月間BEST 3を紹介しようと思ったくらいです。
私はまだ映画を観ていませんが、映画が大ヒットする理由もよくわかりましたし、映画化したくなるのもよくわかる作品でした。
ただ、結末が少しわかりづらかったかな?
母が読み終わった後、2人でどういうことだったんだろう?って話しあってしまいました。
いろいろな読み方ができるだけに、想像力をかき立ててくれる結末でした。
今のところ、今年1番の作品でしたので、オススメです。

 
  
  
  
  








































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